時代小説

ぼくらが惚れた時代小説 山本一力 縄田一男 児玉 清著 朝日新書
つらなる山々の山容を愛でつつ、時代小説という山脈(やまなみ)を展望。
こんなにも広いのか、深いのかと驚く。
僕の散策するのは、藤沢周平池波正太郎司馬遼太郎だけれど、お花畑は
あちこちにある。
時代小説が読まれる理由。
いま日本人に「現状がこのままでいいんだろうか」という気持ちがあり、
日本の善きものをふくむ時代小説が読まれる理由はそこにある。