無事の日

今日は肌寒さを感じる秋雨の一日だった。
図書館から借りてきた本の返却日が迫ってきたので読書日となった。
佐伯一麦は仙台にすむ私小説家だけれど、読むたびにその日常を知る。
草木や野鳥、仙台の自然の中での日常生活の中にその人柄を知る。
iPadGoogle Mapを開いて読みすすめる。
著者は青葉城に連なる丘陵で野草園の近くに住んでいるらしい。
地図を見ながら主人公の名前はここにある町の名前から来ていることが判った。
地図を見ながら読むのは臨場感があっていい。


無事の日 佐伯一麦著 集英社