知的な老い方

大ベストセラー「思考の整理学」の著者の最新刊ということに惹かれて読んでみた。自分がそうありたいと思うから「知的・・・」に弱いのだ。でもなんだかこの言葉には胡散臭い感じがともなう。著者は93歳、カッコいい年寄りのイメージ。スタイリッシュ・エイジング、生きがい、知的な生活術など目を引くキーワードが並ぶ。参考になったのは、早起き・朝時間の活用、雑談の効用、昼寝のすすめの3つ。でも既視感が伴うなあ。2012年刊行本の改題・文庫化したものだった。ちょっとガッカリ。出版社にしてやられた感じ。

知的な老い外山滋比古著 だいわ文庫