猫ヶ洞池を一周り

まだ夏バテから立ち直れず、軽めに猫ヶ洞池を一周り。あまりぱっとしないお天気だが、かっと照りつけるよりは過ごしやすい。池の向こう岸にカルガモが5羽浮かんでいたが、他に鳥の姿はない。見慣れた植物をめぐり歩く。地味な草木ばかりだが、それぞれ夏を乗りきり秋の気配を漂わせ始めている。イタチハギはイタチの尻尾のような穂が大きくなった。秋になると黒ずんだ紫色に変わっていく。ホソバイヌビワもイヌビワも実の色が変わりつつある。湿地ではヤブミョウガの実が黒くなっていた。この湿気にキノコの傘も大きい。下ばかり見ていたので見落とすところだったが、シュロに絡んだセンニンソウが上の方で見事に咲いていた。去年あったところを探し回っていたら、木の上に登っていたのでこれまで見つけられなかった。アオギリの実が殻から飛び出して秋を感じさせた。草むらにヤブランの薄紫の花が穂のようできれいだ。このまま涼しくなって秋になればいい。

イタチハギ 穂はまだ緑色 これからイタチの尻尾らしくなる

ホソバイヌビワ

イヌビワ

ヤブミョウガ

キノコ 大きな傘

シュロに絡んだセンニンソウ

白いセンニンソウの花 清楚な感じが好もしい

アオギリの実

ヤブランの薄紫の花