エルミタージュ美術館展

膨大なエルミタージュ美術館所蔵品の中から85点が来日している。エルミタージュに行くことはなさそうなので観に出かけた(愛知県立美術館)。来場者は非常に多い。エルミタージュの知名度にもよるけれど、女帝エカテリーナの人気なのか(池田理代子の漫画)? 入場すると一番始めがエカテリーナ2世の肖像画だった。圧倒的な存在感だ(この作品だけ撮影OK)。展示は16世紀ルネサンスから17・18世紀バロック ロココの絵画。僕はこのあたりのことは知らないし興味も薄いので、猫に小判状態。その重厚さに圧倒されるが、絵を楽しむというレベルではなかった(残念ながら)。エカテリーナ2世のこのコレクションにかける思いを想像した。夫のピョートル3世をクーデターでたおし女帝となった。啓蒙専制君主としてロマノフ王朝を拡大したが、ヨーロッパに対する劣等感がこの美術館を創った動機ではないかと思ったりする。それとも権力の誇示か。
帰ってからエルミタージュ美術館展のHPをみたら、19点の作品の画像付き解説があった。内容がいいし画像が鮮明。先に勉強していけばもっと楽しめたかもしれない。
エカテリーナ2世の肖像画

エルミタージュ美術館展 パンフレット A

エルミタージュ美術館展 パンフレット B

エルミタージュ美術館展のHP
http://www.ctv.co.jp/event/hermitage2017/works.html