持つべき友はみな、本の中で出会った

「本に遭う」というシリーズの3冊目のエッセイ 。著者は1945年生まれだから僕より少し若い。朝日新聞 社会部記者、素粒子などのコラムや書評委員をつとめている。朝日新聞批判(慰安婦 吉田調書 池上コラムなど)、アベノミクス批判の舌鋒鋭い。本田靖春に並ぶ。以前読んだ「酒と本があれば、人生なんとかやっていける」も良かったが本編もいい。ジャーナリストは「言いたいことを言うよりも、言うべきことを言うべきだ」との言がいい。
持つべき友はみな、本の中で出会った 河谷史夫著 言視舎