孤独のすすめ

このまま高齢化・少子化が続くと嫌老社会になっていく。僕ももう老境にある。昨日は運転免許の高齢者講習会だった。なんとかクリアしたが老を感ぜざるを得ない。そんな昨今、この本は身につまされた。嫌老(嫌われる老人)ではなく賢老(慕われる老人)でありたいものだ。五木さんは高齢者を励ます。ひと通りふむふむと読んで後ろの扉を見たら「本書は***を再構成し加筆・・・云々」とある。2年前に読んだ「嫌老社会を超えて」の看板書き換え本だった。ちょっとガッカリだったが、新しい本として読めたのは老化のせいだ。

孤独のすすめ 五木寛之著  中公新書ラクレ