日本社会の生産性

日本は先進諸国G7の中で生産性が低い、とくにサービス産業の生産性が低いと言う。海老原嗣生さんの意見(朝日新聞 4/12 オピイオン)に注目。以下抜粋
・生産性とは、アウトプット(成果)を、インプット(労働量)で割ったもの。
・成果が一定なら時間をかけて丁寧な仕事をするだけ生産性は低下。
・不良率を1%から0.1%にするために労働時間が1割増えればそれだけ生産性が落ちる。

数字を当てはめてみた(不良率向上による生産性低下の算定)。
不良率1%(正規品99個あたり100H):100/99=1.0101 H/ケ
不良率 0.1%(正規品99.9個あたり110H):110/99.9=1.1011 H/ケ
1.0101 →1.1011 つまり生産性は 10%低下する。
日本社会は丁寧な仕事を期待するので生産性が低い(G7の中で最下位)。
先進諸国の合理性を取るかブータンのような幸せ感を取るか ちょっと悩ましい。
昨晩 熱を出して、今日は伏せっている。愚にもつかぬことを思いめぐらす。熱のせいだ。