名古屋市美術館で開催されている至上の印象派展 ビュールレ・コレクションを観てきた。スイス在住のビュールレ(実業家)の鑑定眼(鑑賞眼)はすばらしいものがある。コレクションはどれもレベルの高い作品ばかり。印象派中心に60数点が展示された。今回のウリはルノアールの美少女だ。肌の輝きがすばらしい。クールベの「狩人の肖像」、ゴッホの「マロニエの枝」、ゴーギャンの「ひまわり」に魅せられた。日本人は印象派が大好き、来場者であふれていた。ビュールレはスイスで機械工場を経営して財をなしたそうだが、その機械とは機関銃だったようだ。つまり武器商人(死の商人)だったらしい。輝けるものにも裏表がある。
至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
買い求めてきたカード
モネの睡蓮 これだけは撮影 OK