午後の陽は赤っぽい。雑木林の中は陰翳に富んでいて、いつも目にする植物なのに違う印象。ゴンズイは黒い種が増えて赤と黒のコントラストが美しい。湿地の雑木の紅葉がはじまっていた。青空に映える。雑木林の中を赤い実を探して歩いた。足元にフユイチゴ、目の高さにニシキギ(たぶん)、ガマズミ・・・・。クサギやムラサキシキブも趣がある。モチツツジの狂い咲きもおもしろい。ぎゃぎゃというけたたましい鳴き声はカケスだけれど、姿を見せない。カタカタという打音の方向を見るとコゲラの姿があった。午後の光はどんどん変わっていく。心地いい秋は今。公園の街路樹も紅葉してきた。
ハンノキ湿地の紅葉
ニシキギ?
ガマズミ
公園の街路樹