トラクターの世界史

今日は骨休めの一日、歳をとると疲労感はディレートしてやってくる。奥さんは留守中の家事を取り戻すのに忙しそうだったが、僕はノンベンダラリ。
読みさしだった「トラクターの世界史」を読みあげようと本に集中しようとするも、気が散ってなかなか先に進まなかったが、ようやく夕方に読了。日頃トラクターとは関わりがないが、興味深い読み物だった。
・アメリカ ソ連 中国の大規模農業にトラクターは欠かせないが、問題も多かった
・過酷な使用環境で故障が多くて、結局 人馬に逆戻り(ソ連、中国)
・深く耕すことは土地を痩せさせて自然破壊に繋がった
・トラクターと戦車は表と裏
・自動車メーカーはトラクターメーカーでもあった
 フォード フィアット ルノー ポルシェ・・・
ランボルギーニはもともとトラクターメーカー
・P.T.O (Power Take-off)が鍵 特装車では必須部品 懐かしい
・ホンダ旋風 1959年 小型耕耘機 F150
岡山県 島根県はトラクターの聖地=たたら製鉄 鋳物部品
・人類の歴史を変えたトラクター(鉄の馬)は 印刷 蒸気機関 原子力 ITに匹敵

トラクターの世界史 藤原辰史著 中公新書