モーニングセミナー

毎月第2火曜日の朝は近くの大学(愛知学院大学)モーニングセミナーが開かれる。出来るだけ聴講するようにしている。今日のテーマは地元 徳川美術館学芸員 原 史彦氏による「尾張 最後の殿様 徳川慶勝」。徳川御三家のなかで尾張徳川だけが将軍を排出しなかったので、なんだかなあと思っていたのだが・・・・。幕末の尾張藩は結構政局に絡んでいたことを知った。尾張藩には高須四兄弟(高須松平家)がいて徳川慶勝は長兄、京都守護職 会津藩松平容保京都所司代 桑名藩松平定敬らがいて、新政府側と朝敵(幕府側)に別れて敵対。その四兄弟が明治11年に再開して写真を撮っていることにビックリした。幕末の尾張藩には青松葉事件という不可解な政治事件がある。僕は尾張の歴史には疎い外者だけれど、明治維新の裏側をのぞくようで興味深い。慶勝という殿様は写真家の先駆けでもあったらしい。なかなか知的興味を刺激する話が聴けた。

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高須四兄弟 明治11年の邂逅 容保も死罪を免ぜられ生き延びていた

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