徐々に身体を暑さに順応させることを暑熱順化(暑順化)という。梅雨明けに始めるのでは付け焼き刃にすぎるが・・・。朝の涼しいうちに一汗かいてこようと猫ヶ洞池のまわりを歩いてきた。自然探索をかねて歩いてみた。ご近所の植え込みにも季節らしいものがたくさんあった。ムベの実が大きくなっていた。ムベの漢字表記は母の名になる(郁子)。亡くなって1年になる こんなところで出会うとは。ザクロの実も大きくなっていた。これから陽を浴びて紅くなり実が割れる。ハイビスカス、ガウラ、スパティフィラムなど夏の花が咲き誇る。ブラックベリーだろうか 実が熟しはじめた。
朝の池は別の表情、都会の中の池でもある。メタセコイア広場のグリーンもいつもと違って目に鮮やか。猫ヶ洞池の奥には、ジャングルと名付けたエリアがあって小さな流れに樹々がからみあっている。湿気の多い木陰にヤブミョウガが咲く。蝉の鳴き声も一段と喧しい。空蝉の姿もあちらこちらに目につく。サルスベリの花が暑苦しく感ずるようになる盛夏ももうすぐそこだ。