知人のKさんから招待状をいただいたのは4月のことだったのに閉幕まぎわになってみに出かけた。アール・ヌーヴォーってなんだか懐古趣味みたいで古びた感じがして延び延びにしてきてしまったのだった。でも大いに楽しめた。ロイヤルコペンハーゲンの陶器は美しく、動物たちの表情が可愛らしかった。アール・ヌーヴォーも猫に小判のように思っていたが、ジャポニズムの影響やウィーンの時代性を興味深くみた。しっかり音声ガイドを聞いた。豊かな時間をすごすことができた。この展覧会、ヤマザキマザック美術館の企画展だったが、常設展(ロココ、自然派、印象派)もいい。上質な時間が流れた。