機関車

突然 機関車に郷愁を感じて手にした本。小学校と中学校時代を過ごした馬込は品鶴線という貨物専用の鉄路の近くにあった。長い貨物列車の揺れといつまでも途切れないガタンゴトンという音。通学路は線路沿いで機関車の轟音とパワーを感じた。跨線橋で機関車の煙に巻き込まれたりもした。今 品鶴線には横須賀線湘南新宿ラインが走り、その上は東海道新幹線だ。というわけで貨物列車とそれを牽引する機関車には思入れが深い。D51 の録音に繰り返し聞き入ったのも懐かしい。しばらく鉄道貨物輸送の舞台裏の話に浸ってみようと思う。

JR貨物の魅力を探る本 梅原 淳著 河出書房新社

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