台風くずれの熱帯低気圧は雨と風をもたらした。風立ちぬ は秋の季語。猫ヶ洞池は水面がキラキラ輝き、波紋が移動して風を可視化していた。風が爽やかに吹き渡った。水辺のタマスダレが風に揺れる。奥の湿地にはお花畑ができていた(ミゾソバだろうか?)。ジュズダマ、イヌビワの実が黒味をおびて秋の風情。ヌスビトハギだろうか薄紫色が美しい。ハナニラは花が終わって花火状に実になっていたが、シジミチョウが戯れていた。光線の加減で羽の色が変わる(不思議)。ヒガンバナも光の中で鮮やか。風立ちぬ とは風とともに秋が来る(目にはさやに見えねども・・・)ということなんだろう。