この本 おもしろい

図書館から借りてきたこの本がおもしろい。

新しい分かり方 佐藤雅彦著 中央公論新社

佐藤雅彦さんのことはいくつかの著書とNHK番組のピタゴラスイッチ等で承知していたけれど、突拍子もない発想と意味付けに刺激を受けたり、へーっと感心したり。ひとつふたつ紹介すると

人間は直立歩行するようになって、脳の発達と手が使えるようになった。道具が生まれ、指を使うようになった。指折り数えることから計算し数学がうまれる。デジタルの digit は「指」という意味があるのだそうだ。

添付の画像 A B C のうち C の空きスペースに人差し指を置いて A から順に数字を読み上げる。すると C では人差し指の下に 4 があるような気になる。これと同じ例はお笑い芸にもあるような気がする。

といったような発見がいくつもでてくるおもしろい本だ。

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人差し指の下は 4