晩秋のギャラりーめぐりは愛知県美術館の一水会展、白日会小品展と欅展(金沢美大同窓会)。一水会は具象(写実)の洋画で分かりやすかったしレベルが高く楽しめた。所さんは現役時代の仕事仲間だが、今は一水会の委員を務めておられまさに画伯。会場で少し言葉をかわした。画伯の画風がクリムト風に変わった。大きな展覧会は出展数が多くて観るのも大変。作者には申し訳ないと思いつつ、パッと見て次から次へ移るので印象も散漫となってしまう。白日会小品展小ぶりな絵で気楽な感じがいい。欅展はちょっと技量に差があったが、絵を楽しむということからこれはこれでいい。