昨日とは違って穏やかな朝、風がなく寒さも緩んだ。杁ヶ池のメタセコイアは赤茶色になって散る寸前。そのメタセコイアを背景に四季桜が咲く。サザンカも咲き始めた。池に目を転じると多くの水鳥たちが泳ぎ回って泳跡を残していた。カイツブリ、バン、オオバン、コガモ 、ハシビロガモ。この池にはアヒルのハイブリッドがいるのだが、ユーモラスでもありかわいそうでもある(醜いアヒルの子 大きくなった)。水辺にアオサギがたたずんでいた。池にかかる木の枝にゴイサギが頭を胸に埋めていた。イロハモミジの紅葉が鮮やかに秋をとどめていた。岸辺のトキワサンザシも色鮮やか。杁ヶ池は一周しても2000歩そこそこにしかならない小さな池。なぜ水鳥がこんなに集まるのか不思議だ。