休養日のよしなしごと

・陳旧性  侵襲

患者目線とほど遠い世界の言葉(医療用語)だ。旧態依然の医学界という印象につながる。陳旧性は非緊急性とか緩慢性とかの意味らしい。侵襲は医学で生体の内部環境の恒常性を乱す刺激をいう。後遺症にちかい。明治時代に森林太郎あたりが獨逸医学書を翻訳しているイメージがつきまとう。わかりやすい言葉への改善を要望する。

f:id:tsaito758:20190913104801j:plain

 

・失われた美風

図書館から借りてきた本で明日は期限という本を手にした。はじめの数編を読んで上質なエッセイーだと気づいた。

 失われた美風 藤原正彦著 新潮社

いつ頃か 右がかった考え(ナショナリズム)とラベルを貼っていた。失礼 失礼。奥さんが登場すると話はがぜんおもしろくなる。誇大妄想、自信過剰の気味もあるけれどご愛嬌。

f:id:tsaito758:20190913095547j:plain

 

・冠動脈CT検査

午後、愛知医大病院で検査を受けた。何ということもない検査だけれど、閉所恐怖症の人には辛いかもしれない。俎板の鯉の心境。舌下スプレー剤で血管拡張の後、腕から造影剤を注入されると身体が熱くなった。15分ほどで終了。医療機器はシーメンス(独)だった。国産でないのは残念。結果は2週間後、それまでおとなしくしているつもり。

・鼎泰豐 油行

こないだ入った鼎泰豐の店内に掲げられた額に「鼎泰豐 油行」とあった。油行って? Googleで調べてみたら、同じように思う人がいて油行は油卸商のことだそうだ。鼎泰豐の前身は油卸商。行は銀行の行にあたるとのこと。

f:id:tsaito758:20190913183104j:plain