梅雨も一休み、朱夏となりぬ。朝から蒸し暑い。草臥れてしまわないうちに小幡緑地を訪ねた。新しく目に飛び込んできたのはコオニユリ。モダンな感じであり古典的でもある。造形の妙もある。湿地に入ると、サギソウが咲きはじめていた。まさに鷺の飛ぶ姿。水辺にカワラナデシコが可憐に咲いていた。アオハダには赤い実がついた。木道に覆いかぶさっているのはヒメヒオウギスイセン。まだ頑張っていた。カクレミノの若い実、ユリノキの円錐状の実も面白かった。面白いと言えば、細いインゲンのような実を見たけれど、これは何? Googleで調べた結果 キササゲらしい・・・・。自然は刻一刻と変化して逆戻りはしていない。この蒸し暑い1日も楽しんで過ごしたい。