思考地図

ソ連崩壊やアメリカの脆弱化を予測したエマニュエル・トッドの最新刊「思考地図」を読んでいる。歴史人口学者の思考パターンを紹介している。地味なデータの読み込み(読書に次ぐ読書)と色々な視点からの考察と気づき。乳児死亡率の急落からソ連崩壊を予測した話は有名。フランスの分断についても鋭い。マクロンにもエリートだけれど創造性に乏しいと揶揄。まだ半分ぐらいしか読んでいないが、なかなか面白く示唆に飛んでいる。コロナ後をどう予測するだろうか?

思考地図 エマニュエル・トッド著 筑摩書房

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