桂離宮

昨日 息子のところに第2子が誕生、明日 顔をみに小平へでかける。今日は厳寒、風邪をひいてはいけないとうちで大人しく過ごすことになった。
桂離宮の写真集を図書館から借りていたのでながめ始めた。石元泰博モノクロームの写真に圧倒された。静寂と緊張、縦横直線からなる空間構成、1ページ目の庭石の写真からもう釘ずけ。美術の教科書的に桂離宮のすばらしさは承知していたが・・・・まさに圧倒された。素材の桂離宮がいいのだけれど石元泰博のカメラワークがすばらしい。計算しつくした上で「静寂と緊張」を表現している。
去年、修学院離宮を見てきた感激がよみがえってきた。今年はぜひ桂離宮を訪ねたい。その時は写真は撮らない(石元作品があればもう十分)、心に焼き付けてきたい。

桂離宮 石元泰博著 六耀社