2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
高峰秀子の本を引き続き読んだ。 人生の後始末、潔いということ、俯瞰した見方ができること。 この人の映画を見たことはないのだけれど、凛とした生き方に惹かれる。 高峰秀子という鉱脈(エッセイと映画と)をたどることにしたい。高峰秀子との仕事 2 斎藤…
山岳小説というジャンルがあってときどき手にとるのだが、この作家の小説ははじめて。 奥秩父の山小屋を舞台にいくつかのエピソードが描かれる。 脱サラして父親の山小屋を引き継いだ主人公、ホームレスの初老の男、死ぬために山にきて腰をおちつけたOL。 山…
半田市の矢勝川堤の彼岸花はみごとだった 4分咲きくらいで少し早かったかもしれない。 矢勝川の堤は彼岸花であふれていた。 彼岸花は不吉なイメージもあるけれど、これだけ集まるとみごと。 つぼみの形を見るのははじめてだった。帰り道に半田運河に立ち寄…
数日前の新聞に稲沢市の円光禅寺の萩が見ごろを迎えたと報じていた。 今日、クルマを走らせて萩の寺を訪ねた。 参道や境内に、白や赤の小さな花を咲かせた萩が沢山あった。 約20種、約200本が植えられているそうだ。 白の萩は涼しげだ。赤の萩は秋らし…
5時に目を覚ましてしまい窓際で新聞を読んでいたら肌寒い。 暑さ寒さも彼岸までという言葉通り。 ここ数日急激に気温が下がってきた。 今日から長袖シャツ。昨日、気まぐれで買った本を読んですごした。いつもの毎日。 松浦弥太郎著 KKベストセラーズ 原発…
これまで何冊かの本でデジタル指南をうけてきた鐸木能光さんの新刊書。 僕もパソコンからタブレット、スマートフォンとあれこれ手を出していて混乱気味なのだ。 「使い分ける」というキーワードに反応して読みはじめた。 iPadの使い方は自宅での座右ツール(…
すっかり秋らしくなったこの日、Hさん、Nさんとの3人ギャラリーめぐり。 栄錦三の彩画堂での三喜会(逸見邦三郎さんらの三人会)、同期の仲間の作品展。 愛知県芸術センターで2つの団体展、中部白日展と中部国展。 どちらもなかなかレベルの高い作品がそ…
娘が所属する写真クラブの写真展(@ノリタケの森ギャラリー)を見にでかけた。 写真のよしあしはよく解からないが、ハート型の写真のあつまりはユニークだった。 題名は「I Love Paris」、パリの街角のスナップを寄せ集めた作品。 秋晴れのノリタケの森はと…
台風一過爽やかな秋晴れと言いたいところだが、雲が流れる。 空気は少し肌寒さを感じるほど。 牧野ヶ池に出かけた。夏と秋の境目にある。季節の移ろいを感じる。 蝉の鳴き声も心なしか弱々しい感じがする。 池の水面はスイレンが広がっていて花が咲いていた。…
9月7日付の読売新聞の社説 《エネルギー政策 展望なき「脱原発」と決別を》小田嶋隆のコラム(日経ビジネス on line)で知ったのだけれど、これは相当に酷い。 真正面から「脱原発」の世論に反対の意を表明している。 論旨は下記だが、最後の段がめちゃくち…
台風15号の影響で強い雨足だったり小降りになったり不安定な天気。 TVはこの地方の洪水を伝えているが、わが家の周辺は大したこともなし。 雨読の一冊は脱原発社会を創る30人の提言 池澤夏樹ほか コモンズ上野千鶴子さんの言葉に感じるところがあった…
ヤマダ電機でウインドウショッピングのつもりで新製品をチェックしていてつかまってしまった。 キャンペーン中のPocket Wifi GP02 (イーモバイル)。 ノートPCやiPad の外出時のネット接続はスマートフォン(Docomo HT-03A)でティザリングをかけていた。 D…
13時間前の未来(上) リチャード・ドイッチ著 新潮文庫北上次郎氏おすすめの一冊(NHK週刊ブックレビュー)。 全米でベストセラーになったタイムトラベルミステリー。 時間をさかのぼってタイムスリップという約束事がのみこめず混乱している。 第12章…
イラストレーターの和田誠さんが交遊関係を披露している。 イラストレーター・デザイナーにはじまりコピーライター、映画・ジャズ・演劇・作家・・・と約80人におよぶ。 一人ひとりに自作の俳句をそえて交遊を語っている。著者の半生記でもある。 話題はつ…
痛し痒しは、《かけば痛いし、かかないとかゆい意から》二つの方法のどちらをとってもぐあいが悪く、どうしたらよいか迷うの意。 僕の場合は「痒し痒し」で、8月末からその状態が続いている。 飲み薬と塗り薬が処方されているが、さっぱり効用がなくお手上…
アマゾンに注文しておいたポータブルWiFIルータが届いた。 有線LANがあるところ(ホテル)でiPadとノートPCをWiFiでネット接続するためのツール。 マッチ箱くらい(表現が古い)の手のひらにのるサイズ。 電源はUSB接続(内蔵電池なし)なので小型化さ…
気まぐれで読みはじめた児童文学。 オランダは中立宣言にもかかわらずナチスドイツの侵略に降伏した。 田舎に暮らす医者の一家(親子7人と女中と亡命してきたユダヤ人少年)の暮らし。 三男のピムの生活をとおして家族の暮らしぶりが描かれる。 オランダは…
昨晩が中秋の名月だった(月齢14日だったけれど)。 今宵、ベランダから眺めると東の空に満月。月齢15日。 中秋の名月イコール月齢15日というわけでもないらしい。 ということは今日が十六夜というのもなにか変だあ。十五夜というのだろうか? 今夜は…
いまやPCはクラウドの時代。 僕のまわりでもクラウドが多くなってきた。 Evernote、DropBox、SugarSync、Simplenoteあたり。 それぞれ使い勝手が違って、使い分けている。 ・Evernoteはスキャンした資料の保存用で新聞雑誌の切り抜き帳みたいなもの。 ・Drop…
南と東向きの窓にグリーン・カーテンとして植えたゴーヤにも収穫の秋。 プランター育ちで10センチほどの実が6つ。 娘にゴーヤサラダ(ゴーヤ、鶏ささ身、青紫蘇、梅肉、カツオブシ)にしてもらった。 小さなゴーヤだったが、苦味は一人前だった。 昨日今…
先回の「文具の流儀」だけれど、楽しんで読んだ。 使ったことのある筆記具は懐かしい。 引き出しから引っ張り出してその感触を楽しんだ。 気に入っていたのだけれど、いつか使わなくなってしまったモノ。どこかにいってしまったモノたち。見つからないモノを…
本屋に平積みされた本が呼ぶ。見すくめられるように衝動買い。 定番・ロングセラーの名作・名品文具の薀蓄がいっぱい。 知らないエピソードもいっぱい紹介されていて興味つきない。 並々ならない文具へのこだわりの文章。写真も装丁もいい。 文具好きにはた…
ツリーハウス 角田光代著 文藝春秋 東京・新宿で、戦後の焼け跡からはじめた中華料理屋の三代記。 貧しさから逃れるために故郷を捨て満州に出て、生き延びるために恩人も捨てて、ひたすら逃げ続けてきた祖父母。 二代目の両親やその兄弟は漫然とした流される…
快晴。風に秋を感ずる。 久しぶりに小幡緑地を歩いてみた。 樹々の間の木道は、心地良い風が吹きわたる。 蝉しぐれを浴びて、夏が少しずつ後退していくのを感じた。 緑ケ池の畔にキバナコスモスが咲き、すっかり秋の気配。
八竜湿地の新池の畔にあって、地味な木だけれど趣がある。 葉っぱは彫りの深い葉脈。深い緑も好もしい。 この時節、青い実が少しずつ赤みを増して熟すると黒色になる。 小枝を折ってきてスケッチをこころみた。 細かく描くことは苦手で、すぐに飽きてしまう…
台風12号は四国に上陸し岡山を抜けていった。 当地には大した影響がなかったが、今日の午前中はかなりの雨を降らせた。 そんな中での八竜湿地の観察会の参加者は7名。よほどのもの好き。 今年は実をつける木々が生り年らしい。 ウメモドキ、マメナシ、ガ…
台風12号の前触れで不安定な天気だったけれど、ギャラリーめぐりを敢行。 いつもの4人で、いつものエリア(栄)で、いつものコース。 愛知県芸術センターで3つの展覧会。 ・白士会 日本画の公募展 ぱっと見たところでは日本画か洋画か区別がつかない ・…
イケウチ先生の薀蓄と能書きが満艦飾の一冊。 居酒屋だけで本が一冊が書けてしまう博覧強記。 ただただ恐れ入りますの一言。 これを受け売りしても化けの皮が剥がれてしまうだけ。 総合力がなくてはならない。 居酒屋にいけない憂さを晴らすに好適な一冊であ…