2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

貧困大国アメリカ2

貧困大国アメリカ2 堤 未果著 岩波新書 オバマ大統領の支持率は就任直後の69%が50%割れとなっている。 失業率も10%を超えた。 チェンジはいっこうにその成果をあらわさない。 本書はオバマ後の貧困大国を取材してその実態をレポートしている。 背…

身の上話

身の上話 佐藤正午著 光文社 また佐藤正午の術中にはまってしまった。 主人公(書店の女店員)が上司・友人から頼まれた金で買った宝くじが2億円の当たりくじだった。 なりゆき任せで”ぼー”とした性格の彼女は郷里を飛び出したついでにそれをネコババ。 同…

平和公園

今朝はもう雨模様になってしまった。 昨日は暖かな陽射しだったので、平和公園を散策。 澄んだ香りがして梅の花が見ごろ。 1万歩コースをはずれて窪地にはいってみると、木々のなかに梅と椿。 どちらも春を感じさせる。 最近、鳥の姿が気になる。 この日は…

東山植物園

朝、外は17℃までになっていた(昨日のことだけれど)。 この暖かさにさそわれれ東山植物園に足をむけた。 ここの梅林もなかなかいい。 根元に水仙が咲き乱れていた。 あちこちの花壇が春の気配でいっぱい。 パンジー、福寿草、椿と色とりどり。 池に目をや…

動的平衡

動的平衡 福岡伸一著 木楽舎 なかなか面白い科学読物。 内容は難しくて理解から遠いが、神秘な世界を覗き見たというのが読後感。 動的平衡を理解したことにはならないけれど、以下抜書きとメモ。・単純化すれば、人間の身体はチクワのような中空の管にすぎな…

ル・コルビジェの極小空間

雑誌・カーサ・ブルータスを衝動買いしてしまった。 「達人の収納術」という特集。 ル・コルビジェの3.66m×3.66mの休暇小屋が紹介されている。 すべての無駄を排した13.4?の極小空間にあこがれる。 他にも、デザイナーやクリエーターといった人…

大高緑地の梅林

暖かな陽気にさそわれて梅を見にでかけた。 去年、印象深かっ大高緑地の梅林。 ここは密集度があって一斉に咲きそろうとみごと。 今年はまだ蕾が多くて見ごろには少し早いようだった。 近づくと風に乗って梅の香がしてきた。 早春の候ののんびりした午後。

忘却の整理学

これまで人は忘れることを悪いこととかマイナスイメージで見てきた。 著者は忘却があってこそ記憶があると指摘する。 忘れることの効用・機能について論じる。 指摘のように、人は記憶の正確さやヴォリュームでコンピューターに負ける。 けれど自然に忘れる…

野鳥観察会

小幡緑地の野鳥観察会に参加。 今の時期、樹木の葉が落ちて鳥の姿を見つけやすい。 でも素人には鳥の識別は難しいものだ。 今回は探鳥会のメンバーがガイド役で鳥の名前を教えてくれた。 全部で33種類を見たそうだが、僕に判別できたのは18種類。 ジョウ…

情けない気持ち

トヨタ社長の消極的姿勢が批判されている。 まわりに進言する人がいないのだろうか。 そうのような印象を与えただけでトヨタへの風当たりが強くなる。 実際にそうなってきた。 社長が率先して前面にでなくてはならない事態だ。 顧客からのどうみえるかという…

新しい栞

僕は本を読む時に栞が欠かせない。 最近の本は栞をつけていないケースが多いので自作してきた。 細紐を背表紙にテープで張り付けるのを読み始めの儀式みたいにしてきた。 しかしちょっとめんど臭くもある。 新しい栞を考えてみた。 すこし厚めの紙を短冊状に…

おひなさま

昨日、今日とおひなさまが続く。 昨日は徳川美術館に「尾張徳川家の雛まつり」を見に出かけた。 格式の高いおひなさまは、それなりにすばらしい。 けれど「どうじゃ、おそれいったか!」という感じ。 武家の中でも、公家の優越を表したのだろうか。 今日は先…

伊豆のスケッチ

伊豆では動きまわることが多くて、 スケッチはホテルと旅館の部屋からの眺めだけ。 今井浜のホテルからは大島がうっすらと望めた。 打ちよせる波の音が心地よい。 部屋は適当な広さがあってシンプルな内装だった。 送迎バスで作家のC.W.ニコルさんといっし…

伊豆の春

週末、伊豆の春を楽しんできた。 ブログをアップする環境にいなかったので報告が遅れてしまった。 熱海梅園は雨の中。梅は見ごろを迎えていた。 熱海桜もほぼ満開、艷やかだった。 河津桜はここ数日の寒さのせいでまだ少し早いようだったが、 多数の見物客で…

2つの解がある数独

僕は毎朝、頭の体操のつもりで数問の数独に挑戦する。 数独には1つの解しかないと思っていたのだが、2つの解があるケースに遭遇。 最終段階にきて残ったマスが並行に2列あり、それが左右対称になってしまった。 一つのマスの候補がABあって、Aを選ぶとAパタ…

中馬のおひなさん

昨日は、ギャラリーめぐり。いつもの4人が足助に集まった。 Yさんがデザイナー仲間の作品展(蔵の中のギャラリー)に出品したので、 それを見るのが目的。 さすが元プロたちの作品、自分とのギャップを感じる。 まあ素人は素人らしくいこう。 あと「中馬の…

自転車ぎこぎこ

著者は76歳、自転車に乗り始めたのは68歳とか。 杉並から虎ノ門の歯医者通い(往復40Km近く)で鍛えた自転車乗り。 軽量(10Kg以下)の20インチの折りたたみ自転車でどこへでも出かける。 東京の都心道路の走行は、そうとう恐ろしい。 折りたたん…

時の芽

一昨日は八竜湿地の観察会だった。 立春がすぎたけれど、底冷えがして空気が冷たい。 湿地の水たまりは氷がはり、霜柱が立っている。 それでも水温むというのか、春の水の流れる音がする。 耳をすますと窪みに水が落ちる音がする。水琴窟のような水音だった…

原稿完了

ここ数日、八竜湿地の小冊子の原稿にかかりっきりだった。 原稿作成には、Photoshop とエクセルが大活躍だった。 いまさらながら Photoshop の機能の高さに驚いた。 エクセルは「花と実のカレンダー」の表と索引をつくるときに便利した。 空きスペースに何枚…

Googleの正体

僕の生活に Google は深くかかわっている。 Web検索、Gmail,Googleドキュメント、Googleカレンダー、picasa、Googlemaps,乗換案内。 最近はブラウザーのクロムと日本語入力、さらに携帯電話はAndroid。 どっぷり Google 漬といってもよい状況だ。 Google 対 …

八竜湿地MAP

八竜湿地観察会のSさんからの注文でMAPを作成。 なれないことなので数日思案した。 植物のある場所をたくさん書き入れたかったが、 フェンスの中は保護の観点から書けなかった。 それにフィールドノートの情報だけでは頼りない。 実地検分が必要だ。 八竜湿…

ベルギー近代絵画のあゆみ

Kさんお薦めの「ベルギー近代絵画のあゆみ」@松坂屋美術館を見てきた。 こぶりだけれど、なかなか見ごたえのあるいい展覧会だった。 印象深かった作品をあげると ・ゲントの夜(アルベルト・バールツン) ・黄昏の池/雪の夜(ギヨーム・ヴォーゲルス) ・春…

ベネズエラ戦

サッカー日本代表の今年の初戦・ベネズエラ戦をTV観戦。 ちょっとストレスがたまる試合だった。 小笠原、稲本、大久保、平山もよくやっていたと思うけれど、相手のガードが固かった。 ボールが前を向かない。攻めあぐんでいた。 結果はスコアレスドロー。 …

ふふふ

ちょっと面白い話を集めた井上ひさしのエッセイー集。 浅草の軽演劇劇団の進行係(雑役)がスタートだったという経歴。 舞台にまつわる話(てんぷくトリオ、森川信のギャグ・・・)、ハムレットの筋書き、あだ名につけ方など。 相当気合の入った野球の話もい…

言語力

一昨晩、NHKのテレビ番組 A to Z が面白かった。テーマは「言語力」。 自分の考えをきちんと表現できない若者が増えているという。 「察する」「あうんの呼吸」といったことをよしとする日本人の特性が背後にあるが、 短い言葉ですませるケータイメー…