2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

おとなの味

おとなの味 平松洋子著 平凡社 この人の文章は、元気があっていい。 66編の「・・・・の味」という食に関するエッセイー集。 「そのとおり」と声を出しそうになる。 近頃のタレントの食べ物へのレベルの低い表現に対して この人の表現は率直だし心から楽し…

猫ヶ洞池周辺

午後から天気が変わり寒々としてきた。 雨が降る前に歩いておこうと、家から近いところを歩いてきた。 がんセンターから猫ヶ洞池へ抜ける道は初冬の姿だった。 メタセコイヤ広場には、樹形のいい欅がある。 5000歩のコースだった。

東山1万歩コース

運動不足の解消のため東山1万歩コースに出かけた。 東山植物園沿いの道からは園内のカリンとカイノキが陽に輝いて見えた。 晩秋の森は木漏れ日と夕日に照り映えた木々がきれいだ。 半分ぐらいしか歩かなかったので、約6000歩どまりだった。 最近、歩数…

八事 興正寺

名古屋にもう30年以上いるのだけれど、興正寺に行ったことがなかった。 朝の光に誘われて出かけてみた。 五重塔はなかなか立派だ。 中京大学のキャンパスと隣り合っていて学生たちが講義に向かう姿がある。 境内は意外に広く、森を抜けるウォーキングコー…

雨読

今日は寒々とした一日だった。 冷たい雨が降ってきて外には出ずじまいだった。こんなときは雨読。 チャイナスクールと呼ばれた外交官だった杉本信行氏の「大地の咆哮」を読み始めた。 1974年に北京での語学研修以来、日中友好条約、天安門事件、台湾駐在…

平和公園1万歩コース

晩秋の陽が明るい午前中に平和公園1万歩コースを歩いた。 陽に照らされて木々がかがやいて見えた。 メインの道筋からはずれると行きかう人も途絶える。 足元は落ち葉が積もりガサゴソと音をたてた。 都心からさほど遠くないところにこんな静かな環境が残され…

秋のどうだん亭

尾張旭市の満天星(どうだん)亭へ出かけた。 どうだんつつじは、若葉とすずらんのような白い花の頃もきれいだが、秋の紅葉もすばらしい。 このところの冷え込みから庭園のもみじとどうだんつつじが真っ赤に紅葉してみごとだった。 どうだん亭は飛騨の民家を…

真夜中のキリテ・カナワ

深夜3時すぎに目が覚めると誰もいないはずの南側の部屋から音楽が聞こえてくる。 流れているのはキリテ・カナワ。 去年の今頃に亡くなった義父の好きだった曲だ。 恐る恐る部屋をのぞくと闇のなかで聞こえる。 それもスーツケースの中から聞こえてくるよう…

鈍感力

鈍感力 渡辺淳一著 集英社 鈍感力と老人力が増強し、その相乗効果が日常生活に現れだしたことを感じている。 どちらも他人に迷惑をかけない範囲での増殖にとどめておきたい。 この本の読者層をどの辺においているのか知らないが、内容はまずまず常識的な線。…

祖父江の銀杏

名古屋市内の銀杏並木が色ずいてきたので、祖父江の銀杏をみに出かけた。 ここはギンナンで有名なのだ。 想像していたのとは違って並木ではなく銀杏畑なのだった。 ギンナンをとるためだろうか、樹タケは抑えられて枝は横に広がっている。 黄葉しているがま…

小原の四季桜

今朝のTVニュースで小原の四季桜が見ごろだと報じた。 天気もよいので出かけることなった。 名古屋からは小一時間のドライブ。 山間の旧小原村に入るとぽつんぽつんと花を咲かせた桜が見えてきた。 小原ふれあい公園もみごとだったが、圧巻は川見四季桜公…

きょうは一休み

シグマリオンとの格闘は一休み。 朝から雨で、寒々とした日だった。 図書館に出かけ、11冊返却(5冊読了)して6冊借り出してきた。 景気の悪化のためか、図書館への来場者は増えているようだ。 きょうは本の方からの呼びかけが少なくて、収穫が少なかった。…

シグマリオン 一難去ってまた一難

いっぱい解らないタームがあって、環境設定ソフトのインストールに手間取った。 ようやっと無線LANカードを認識することができたと思ったら、 今度は無線LANの暗号化問題。 FONはWPAで、無線LANカードはWEPで接続しないことが判明。 FO…

地下鉄はタイムトンネル

地下鉄(メトロ)に乗って 浅田次郎著 講談社文庫 地下鉄は、タイムスリップするのにもってこいの世界だ。 永田町駅の階段を登るとそこは30年前の東中野だったり荻窪だったりする。 この本を読みながら、僕もタイムスリップ。 新宿は人であふれかえってい…

シグマリオン 復活ねらい

よけいなことを始めてしまったと後悔なかば。 休眠中(現役引退)のシグマリオンが案外便利そうにみえてきて、 復活をねらおうと無線LANの設定に着手してしたのだが・・・・。 これが難物で、ここ数日四苦八苦。 2つ無線LANカードがあるのだが、どちらもド…

リトマス試験紙はないのか

前空幕長の論文・発言といい兵庫県知事の発言といい、 あきれてものも言えない。 これは普段思っていること・自説が出ただけ。 軍人臭が芬芬。こんな人物をトップにもってくる防衛庁体質。 文民統制はどうなっているのだ。 こんな人物に危険な玩具(武器)を…

天声人語

「天声人語」の執筆者のひとり冨永 格氏の講演会を聴いてきた。 題して「天声人語のつぶやき」。 このコラムにまつわるエピソードを紹介。 ユーモアにとみ人を飽かせぬ語りは名コラムニストのものだった。 どのニュースを、どういう切り口でとりあげ、どう料…

日本人の英国好きは片思い

「ニッポン社会」入門 コリン・ジョイス著 NHK出版 英高級紙・デイりー・テレグラフの東京特派員である著者は、 日本人のおかしな暮らしぶりを紹介する。 銭湯をこよなく愛し、東京のスポットを都民以上に知っている著者。 面白おかしくレポートしながらも、…

松本城

少し時間がとれたので、松本城に行ってみた。 何度も松本には来ているのに松本城は遠くから見ているだけだった。 シンプルでバランスのとれた天守閣。思っていたより小ぶりな感じだ。 それにしても寒かった。 往時の武人はどうやって暖をとったのだろうか。

木曽路の秋

松本まで中央本線ワイドビューしなので木曽路を辿った。 北上するにつれて坂下、大桑あたりからしだいに錦が色鮮やかになってゆく。 銀杏もみごとな黄色。柿がたくさん実をつけている。 伊奈川発電所、寝覚の床あたりの錦がきれいだった。 鳥居峠にかかると…

中里和人展

「ULTRA 臨界夜景」という写真展を中京大学アートギャラリーで見てきた。 闇を撮るには少しの光が要る。 かすかな光(街灯や月明かり)に浮かび上がる光景はおどろおどろしかったり、孤独感が漂う。 Chiba,Chikura Aomori,Ajigasawa Aomori,Oma といった作品…

つばさよつばさ

つばさよつばさ 浅田次郎著 小学館 このエッセイ集は、JAL機内誌に連載されていた同名のエッセイによる。 僕は、浅田次郎のエッセイが好き。 世界・日本のあちらこちらを旅した時のエピソードをつづっている。 苦笑いしたり、すこしほろりとしたり、ふむふむ…

オバマ勝利

テレビ・新聞はオバマ圧勝を伝えている。 へそ曲がりの僕は、彼岸のことゆえ「あ、そう」といった感想しかないのだが・・・・。 これだけ金融危機の不安に駆られれば、Change(変革)をもとめざるを得ないだろう。 勝利宣言の会場、選挙戦のときの会場の熱気…

シリコンバレー

ウェブ時代 5つの定理 梅田望夫著 文芸春秋 アップルとグーグルへの讃歌。 究極の理系人間がどういう考え方でことを成し遂げるのか。 IT社会がどうやって進展してきたか。 シリコンバレーの空気、そこに群がる若い才能。 金融危機のなかシリコンバレーは…

フェルメールの暗号

昨晩のTV番組。 題名にひかれて見始めたのだが、おどろおどろしい雰囲気と つくり話めいた展開に嫌気がさして途中でスイッチOFF。 今、フェルメールはブームなのだろう。それに昨日は「文化の日」。 それにしても、この手の企画番組はイージーさが目につく。…

Obama vs McCain

明日はアメリカ大統領選挙。 今朝のTVニュースで現状を表した漫画を紹介していた。 3×3マスの○×ゲームに擬しObamaが先手、McCainが後手で Obamaが3コマをとり、MaCainが2コマ。 次はMcCainの番。a b どちらに駒を置いても勝ち目はない。 実際の漫画は…

秋の八竜湿地

今日の八竜湿地は一段と秋色を濃くしていた。 湿地に入ると、木々は宝石のような実をつけていた。 ズミ、ヒヨドリジョウゴ、サルトリイバラ、サワフタギ、 キミズミ、ガマズミ、ツタ・・・・・ 自然はすごいな。とても水彩ではこんな色はだせない。 そんなわ…

大道あや展

大道あや(1909年生 広島県)の母は丸木スマ、兄は丸木位里。 スマは70歳を過ぎてから絵を描き始め81歳で亡くなるまで ユニークな作品を残したけれど、娘のあやも60歳から描き始めた。 夫や長男を失い、母の不幸な死のあとで。 マスとはまた違った…