2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

電気自動車

電気自動車 村沢義久著 毎日新聞社 EVの動向を概説。さしたる新情報はなく、雑駁な内容にガッカリ。 改造EVに言及しているが、まだ時期尚早というか商品的魅力にかける。 バッテリーのコスト、走行距離をどれだけ伸ばせるかが課題。

電子本をバカにするなかれ

電子本をバカにするなかれ 津野海太郎著 国書刊行会 電子書籍元年のいま、このタイトルでなにを言おうとするのかとの関心から選んだ本。 この本のサブタイトルは書物史の第三の革命。 本の電子化は、口述から文字へ(第1の革命)、写本から印刷本へ(第2の…

7notes

iPad用手書き入力のメモアプリ。 一太郎やATOKで名をなしたJust Systemの創業者・浮川夫妻の新しい仕事として話題だ。 タブレットの下半分のスペースにスタイラスで文字を手書きすると本文には活字で表記される。 漢字と平仮名が混在しても活字変換する…

暖かくなった足助を歩く

ギャラリめぐりの仲間Yさんが参加した展覧会を足助に見にいった。 マンリン書店の奥にある蔵の中ギャラリー。 Yさんの絵はやさしいトーンのパステル。 桜の感じがよくでた一枚がとくに気に入った。 この時期の足助の街は「中馬のおひなさん」で、店々にお…

わが家にもオレオレ

家内が電話をとると「おかあさん」と言い、 「あなただれ」と問う「Sだけど」と答えたそうだ。 息子の名前の音読みはSだが、そんな呼び方はしない。 それに「おかあさん」とは言わない。 それにしても声は似ているような気がしたそうだ。 ”Grandmam, It's …

ジャンボの最終便

JAL国内線からジャンボ(B747−400D)が姿を消した(2/20)。 JAL3152便とJAL1024便をつなげると「最後に飛ぶよ」となる語呂合わせ。 何度か乗り合わせたことがあったのでちょっとした感慨がある。 ジャンボをしのんで機長のエッセーを読んで…

酒と本があれば、人生何とかやっていける

酒と本があれば、人生何とかやっていける 河谷史夫著 彩流社企画 タイトルに惹かれて読みはじめた本。 著者は元朝日新聞の記者、素粒子というコラムを担当していたそうだ。 雑誌・選択に掲載されたコラム「本に遭う」の2000年からの6年分72編が1冊に…

舟越保武

石と随想 舟越保武著 求龍堂 彫刻家・舟越保武の作品集とエッセー。 頭部の作品が多く、いずれも静謐で穏やか。 聖クララという作品は諌早石という砂岩を彫ったもの。、 やわらかなローズ色がすばらしい。 紅茶を塗ったと明かしている。 文章もとてもいい。 …

ぼくたちは大人になる

ぼくたちは大人になる 佐川光晴著 双葉社 湘南を舞台にした青春小説。こういう時代があって大人になってゆく。 ちょっと自信過剰ではないかという気がしないでもないが・・・ この時代はもっと心が揺れるのではないか。

大高緑地の梅林

陽射しが暖かかったので大高緑地の梅林を見に出かけた。 まだすこし早いようだったが、紅白の梅が咲きはじめていた。 ここの梅林は一箇所にまとまっていて見ごたえがある。 こもれびの小徑という散策路を歩いてみた。 光が春めいてきて、とても気持ちがよか…

水彩画 動物たち展

ギャラリーめぐりの仲間のHさんの展覧会。 ランの館で開催されている。 いつもはもっさりした感じ(失礼)のHさんだが、動物へのなみなみならぬ想いが伝わってくる。 今回のために新しく19点の作品を描きあげたのだそうだ。 そのエネルギーに感服。 横長…

iPadのBluetooth keyboard

AppleのBluetooth keyboardが届いた。 MACオタクのGNさんからのプレゼント。 さっそくBluetooth接続してみた。簡単につながった。 これまでのWindows Keyboardとは少し操作方法が違うようだ。 ファンクションキーやコピー&ペーストはどうするのか? undo、…

ZARAME NAGOYA

覚王山の参道にあるドーナッツとハンバーガーのお店。 前からちょっと気になっていたので、ランチに入ってみた。 なんだかさっぱりした空間だけれど北欧家具調のテーブルとチェアー。 若いスタッフで運営されている。 マクドナルドやモスとは違った手作り感…

iPadで画像付ブログをつくる方法

旅行先ではノートPCではなくiPadでブログをアップしたい(持ち物の軽量化のため)。 文章部分はブログサイトから容易に作成できたけれど、画像の掲載方法がわからなかった。 画像をはてなフォトライフにアップロードしておけばよいとの情報をえたのでト…

「はやぶさ」式思考法

「はやぶさ」プロジェクトは小惑星イトカワからのサンプルリターンが目的。 川口淳一郎氏はそのプロジェクトマネージャーを務めた。 いくどものトラブルを乗り越えてプロジュエクトを成功させたのは川口氏のリーダーシップと考え方。 棟方志功のじょっぱり精…

衝動買いの本

家内と買い物にいくと本屋で時間つぶしをする。 今日はどうしたわけか平積みの本を衝動買い。 もうビジネス書とは関係ないはずなのについ手が出てしまった。 この手の本は図書館に予約を入れてもだいぶ先になってしまうのだ。 ちょっと辛抱が足らなかったか…

脱兎のごとく読む

図書館から借りた本は返却日というリミットがある。 延長することもできるが、他に予約の人がいると返さなくてはならない。 井上ひさし著「一週間」は返却日当日にまだ1/3(170ページほど)を残していた。 午後から脱兎のごとく読んだが、最後は時間と…

芦雪と若冲

先日のNHK番組プレミアム8<文化・芸術> で芦雪を取上げていた。 ・大胆不敵な水墨画「第一回 芦雪 はみだ師 とびだ師」 円山応挙の弟子。 思い切った構図と迫力のある筆のタッチが魅力的だった。 でもなんだか既視感があって、なんだろうと思っていたら若…

カケスの羽根

この間、八竜湿地でカケスがオオタカに襲われた跡を目にした。 S先生のプレゼンの手伝いをしたら、お駄賃にカケスの羽根をいただいた。 ブルーがなんとも言えないきれいな色をしている。 カケスの鳴き声は「ぎゃーぎゃー」とこれまたなんとも言えない変な鳴…

一週間

昨年亡くなった井上ひさし氏の遺作の長編小説。 主人公は左翼運動家だったが、満州で召集されシベリヤ抑留の身となる。 ロシア語ができたことから、ソ連赤軍の日本人捕虜向けに発行される日本人新聞の編集に携わる。 そこでの一週間の体験が語られる。 捕虜…

iPadスケッチ

iPadはスケッチをするのにちょうどいいサイズをしている。 電子スケッチのためのお絵かきアプリをいくつか試している。 ・水彩 for iPad (有料 450円) ・Neu Notes (無料) ・SketchWalkers (有料 450円) ・Adbe Ideas (無料 +レイヤー600円) 4…

芋煮会

どんよりとした冬空の中で八竜湿地の観察会。 冬枯れの里山には花がなく、クチナシの実が際立って見えた。 地面にふたをしたようにへばりつくことから地獄の釜の蓋とも呼ばれるキランソウがじっと春を待つ。 木道の脇にカケスの羽根が散乱していた。オオダカ…

早春のきざし

梅がほころびはじめたとのニュースに東山植物園を訪ねた。 ここ数日の寒さの緩みで、ロウバイ、梅、シナマンサクが咲きはじめていた。 マンサクは「まんず咲く」から名付けられた早春の花。 写真はロウバイ、梅林、シナマンサクの順。

シューマンの指

シューマンの指 奥泉 光著 講談社 クラシックに疎いのでシューマンのよさがどこにあるのかは判らない。 前半はシューマン、シューベルト、ヴェートベン・・・と話題はクラシック。 クラシック好きにはたまらないだろうが、僕には猫に小判。 話はもうすぐ動き…

Web版ギャラリーめぐり

Googleが著名な美術館をめぐる"Google Art Project"を始めた。 ストリートビューの美術館版だが、展示されている絵画や彫刻がデジタル表示される。 芸術は本物に触れなくては駄目だという意見もあるが、僕はこれはこれでよいと思っている。 画集や図録で鑑賞…

北鎌尾根

単独行者(谷 甲州著)を読み終えた。 北鎌尾根の凄まじい状況に圧倒されてしまった。 パートナーを組むことなった吉田登美久との出会い。 穂高の猛吹雪の中のビバーグ。 北鎌尾根からの滑落。 沢づたいの下山途中の凍死。4か月後にむくろ発見。 こういう人…