2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自動車産業は生き残れるか

自動車産業は生き残れるか 読売新聞クルマ取材班 中公新書クラレ この業界に身をおく一人からみると、「浅くてユルイ」というのが読後感。 新聞の連載コラムというのはこんなものかもしれない。 一般読者を対象とするなら、これでよいのかな。 自分のことを…

僕のエバーグリーン

Hさんから借りたCDアルバム(1970年代のフォーク)の中に 「あっ、これだ!」という曲に再会した。 高石ともやのデビュー曲といわれる「想い出の赤いヤッケ」だ。 いつの日にか、君に会えると きっと、きっと、信じてた けど、もう、やめたやめた ・・・…

熊野古道

一昨日からオジサン4人組の紀伊長島合宿(2泊3日)。 第1日目、1年振りに舞子さんのいる吉野寿司に出かけるも、様子が変だ。 のれんが出ていない。戸を開けるとオヤジさんはカウンターでいっぱいやっている。 「今日はネタがきれたからオシマイ!」「舞…

「こより」 と「しおり」

細く切った紙によりをかけて紐状にしたものをこより(紙捻)という。 ビニール紐に置き換わってしまって、最近では久しく目にしない。 昨日、東急ハンズのラッピング材コーナーで見かけた。100本、105円。 これを見て、「これだ」と閃いた。本のしおり…

物欲・買い物

通販な生活 日垣 隆著 講談社 買い物本という分野がある。 この著者の場合、著作とは裏腹に買い物は相当ミーハーだ。 それも通販というのもおかしい。 他人の書斎や本棚が気になるように、他人が何を買ったか興味深い。 買い物は、その人のライフスタイルそ…

どうだん亭

どうだんつつじの季節となった。 すずらんのような小さな白い花を咲かせている。 小さな若葉のなかに星のように咲くのでその名(満天星)があるのだろう。 秋には赤く紅葉して、マッチの軸のようになる。 すがすがしい感じはシラタマホシクサと共通するもの…

ノンフィクション

調べる技術・書く技術 野村 進著 講談社現代新書 ノンフィクションという分野がある。 この人のノンフィクションにかける意気込みが伝わってくる。 30年来ユニークな視点のノンフィクション作品を書いてきた著者が そのノウハウを公開している。 次のランナ…

はなみずき

通勤で通る道筋の街路樹の花水木が美しい。 白、赤、薄いピンクと色もいろいろ。 花弁かと思っていたら、苞(ほう)だそうだ。 桜とはまた趣のちがって、暖かさ(白は冷たいが)と 明るさを感じさせる。 長久手町には、はなみずき通りというストリートがある…

無印替芯ペン

以前から、ボールペンの替芯(リフィル)を手帳用ボールペンに使えないか いろいろトライしてきた。 一番の課題は、キャップとクリップだったのだが、無印良品がそこを突いた コンセプトの替芯ペンを商品化した。 しゃれっ気はないが、コンパクトなボールペ…

寿司屋のかみさん お客さま控帳

寿司屋のかみさん お客さま控帳 佐川芳枝著 中央公論新社 ミラノのバールから、東中野の寿司屋に舞台が転じた。 ここで繰り広げられる人情話と寿司ネタの話がおもしろい。 バールと寿司屋、共通項が多い。 著者のするどい人間観察眼と人生意気に感ずという心…

ミラノ 朝のバールで

ミラノ 朝のバールで 宮本映子著 文芸春秋 帯に珠玉のエッセイ集とある。 ミラノでの22年間の暮らしをいきいきと、 イタリア人との心の通った生活ぶりが伝わってくる。 なんだか「グッ」とくる話がある。 確かに珠玉のエッセイといっていいだろう。 こんな…

ロフトと丸善

久しぶりに、ロフト@ナディアパークへ行った。 欲しくなる文具がいっぱい。目に毒である。 修正テープ(文字消し)とテープのり。 いろいろあって、過当競争気味だなあと思っていたところだ。 それだけに技術革新も激しい。 今回、目に付いたのはいずれもP…

情報は1冊のノートに

情報は1冊のノートにまとめなさい 奥野宣之著 Nanoブックス 題名につられて、買ってしまった。性懲りもなく・・・・。 だいたい僕も同じ路線をやっているので、共感するところが多。 手書きメモ、時系列、一元化、なんでも書く、なんでも貼る・・・・。 僕…

暮らしの中の木の椅子展

ナディアパークの国際デザインセンターで開催されている。 今回で6回目だそうだが、これまでも何度か見ている。 この展覧会は楽しい。 実際に座って、座り心地を確かめることができる。 椅子は身体に一番近い家具であり、デザイン、機能、座り心地、 材料の…

野村の眼

野村の眼 野村克也著 KKベストセラーズ 僕の生まれた地は、南海電鉄沿線の岸和田だったので、 プロ野球は南海ファンだった。 育った東京は圧倒的に巨人ファンが多くてアンチ巨人となった。 アンチ巨人で、隠れ南海というヘソ曲りだった。 鶴岡監督、杉浦、野…

春に三日の晴れなし

この言葉通り、昨日・今日と雨が続いている。 桜はすっかり葉桜となった。赤い軸が微妙な色合いをなしている。 街路樹のハナミズキが見ごろを迎えた。 この時期、若葉がぐいぐいと伸びる。 通勤路から見る里山も「山笑う」という状況だ。

ツチヤ教授

ツチヤの口車 土屋賢二著 文春文庫 ユーモアエッセイというジャンルがある。 内容はハチャメチャに近いが、著者が哲学者であり お茶大の学部長であるだけに、その脱線ぶりがおかしい。 日頃の仕事場や家庭で、「女族」に虐げられている恨み辛み 、敵からの攻…

消費者本位の発想

明日の広告 佐藤尚之著 アスキー新書 著者は広告代理店のコミュニケーション・デザインを担当するクリエイティブ・ディレクター。 広告業界の最先端をいく人なのだろう。 消費者のビヘビァが変化している。 いろいろな形(メディア)で情報が流れる、情報洪…

松本にて

この週末、松本にいた。 香港からの出張から帰る長女を中部国際空港に出迎えて、 その足でいっしょに松本にむかった。 義父の納骨のため。 木曽路を北上すると、車窓には桜が満開になっている。 時間をまき戻したよう。 松本のブエノ・ビスタというホテルに…

P.F.Drucker

プロフェッショナルの原点 P ドラッカー著 ダイアモンド社 店頭でこの本を手にしたのは、まだ現役意識が残っているせいか。 でも、もう実践する場はないのだが・・・・。 確かにドラッカーのいうことは正論なのだが、現実とのギャップを痛感する。 それはな…

キャプテンのボールペン

神戸・海文堂書店で見つけた髭のキャプテンのボールペン。 芯を出すときに帽子を押すのだが、これが指になじむ。 書き味も意外にいい。 しばらくは手元に置いてみよう。

肩こりの原因

週末の旅行以来、肩こりがする。 原因は、重いショルダーバッグにあることに思い至った。 いつも使いもしないものを詰め込みすぎて重くなってしまう。 スケッチブック2冊、ハガキサイズのスケッチカード、 水彩絵の具、色鉛筆セット、文庫本2冊 PDA、iP…

船のモノサシ

昨週末、神戸にいた。 港内クルーズにのり海上から神戸の街を眺めた。 六甲の山々を背景に、高層ビルが連なる白い街が光陽に照り映えていた。 神戸は港町らしくおしゃれな街だ。 元町商店街を歩くと、海文堂書店という本屋があった。 2階は海事書のスペース…

ルネサンスとは何であったのか

ルネサンスとは何であったのか 塩野七生著 新潮文庫 新聞広告が出た日に新幹線のキオスクをで目にしてさっそく買い求めた。 第1章から引きつけられて、ここ2日で読み終えた。 ヴェネチアとフィレンツエの特質の違いが面白い。 この2都とローマ、それぞれの…

スタンプが完成

八竜自然観察会(正式には水源の森と八竜湿地を守る会)のゴムスタンプが完成した。 昨年末、依頼をうけてイラストを作成した。 僕の好きなマメナシ、ハルリンドウとシラタマホシクサを配した。 今、マメナシとハルリンドウの花の盛り。 このタイミングに完…

ディック・ブルーナ

ディック・ブルーナのデザイン 芸術新潮編集部編 新潮社 うちの娘たちも大好きだった「うさこちゃん(ミッフィー)」の作者 ディック・ブルーナの創作過程とその作品をビジュアルにまとめた本。 絵本作家になる前は装丁家であり、グラフィックデザイナーだっ…

春爛漫

恒例の八竜自然観察会の日。快晴に恵まれた。 桜、マメナシ、コバノミツバツツジ、コブシも一斉に花開いた。 足元には、ハルリンドウ、マキノスミレなどの小さな花も咲いている。 コナラやアベマキも芽生えて、思いっきり春。 よく見ると、桜はソメイヨシノ…

近つ飛鳥博物館

大和の飛鳥を遠い飛鳥=遠つ飛鳥というのに対して 南河内の飛鳥を近い飛鳥=近つ飛鳥(ちかつあすか)という。 難波の都から近いということである。 この周辺は3〜6世紀にかけての古墳が多数ある。 その出土品を展示するのが「近つ飛鳥博物館」。 この時代…

山崎川の夜桜

ここの桜は、日本100選のひとつだという。 石川大橋から瑞穂競技場にかけての両岸はライトアップされている。 幻想的ですばらしい夜桜。 少し肌寒かった。昨晩が満開。

122円

昨日、近くのガソリンスタンド(セルフ給油所)でガソリンを入れた。 レギュラーで122円/ℓ。 会社からの帰り道、いくつかのガソリンスタンドをチェックしたら、 125〜130円/ℓ。 暫定税率の時間切れ失効のおかげだが、 財政にそれだけ穴が空いたわけ…