2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スイレン除去

八竜湿地の新池のスイレンは外来種なのだ。 在来種を守るという立場から除去作業がおこなわれた。 ゴムボートを浮かべて根から除去するのはなかなか大変な作業だ。 今年はCOP10がこの名古屋で開催される。

白洲次郎

最近話題になっている人物だけれど、その人のことを知らなかった。 知っていたのは、白洲正子のダンナ、GHGに楯突いた男、英国仕込みのダンディズム程度。 なかなかの人物だったようだ。 生まれも育ちもこれだけ違うと現実感をともなわないけれど・・・・。 …

大人の達人

著者の交友録の中から粋な大人、カッコよく歳をとった人、遊び心、しぐさ・・・をチョイスして人物(猫も含む)を描く。 印象的なのは吉行淳之介、幸田文、伊丹十三、吉田健一、料理屋のオヤジ、西岡常一、山川静夫、アブサンという猫。 馬齢(僕は午年なの…

日本人へ

日本人へ 国家と歴史編 塩野七生著 文春新書 これはまた大それた題名だけれど、中身は身辺雑記と少々の政治談義。 ドライというか、男っぽい性格なのか話はすっぱとして気持いい。 ちょっと変だなというところもある(安倍首相擁護論ほか)。 この人は面くいな…

あいた口がふさがらない

今日の朝日新聞の社説は「あいた口がふさがらない」として民主党の代表選を論評。 政治とカネの問題を理由に首相ととも連れで幹事長を辞任したばかりだというのに。 脱小沢路線に反発しての行動。それにしても国民を愚弄するにもほどがある。 透明性がなくて…

カッコーの巣の上で

今日の午後BSでカッコーの巣の上で(1975年作品)を放映。 題名だけは知っていたが、これまで見る機会を逸していた。 精神異常を装って刑務所の強制労働を逃れたとして主人公は精神病院に収監される。 その病院の人間性を無視した強権的な管理に反抗す…

コンテナ物語

成毛眞氏が推薦(実践!多読術 角川oneテーマ21)するビジネス・ノンフィクション。 久しぶりに夢中になって読んだ。面白かった。 コンテナはただの箱だけれど、世界の経済を変えた。 輸送単位を共通化して鉄道、トラック、海運によるシームレスな貨物…

図書館ソフトへのサイバー攻撃

図書館のHPに大量アクセス(サイバー攻撃)したとして男性が逮捕され20日間拘留されたが不起訴となった。 朝日新聞は図書館にIT知識の不足があったとして図書館側を責めている。 男性が作成したプログラムは新着図書のリストをコピーするだけのもので…

やめておけばよかった

指さして言うTOYOTAへ 誰のためのクルマづくりか 徳大寺有恒著 有峰書店新社 いやいや酷い本を手にしてしまった。 今年のワーストリスト上位は確実。 徳大寺さんこれはないでしょう。 「間違いだらけのクルマ選び」では読ませるものがあったのだが・・・・。…

目にはさやかに見えねども

オクさんがベランダのバケツに花を散らせた。 見た目にちょっと涼しげ。 蓮の実が硬い殻状になって夏も峠にさしかかった風情。 数日前から夕方の草むらに虫の音を聴くようになった。 秋きぬと目にはさやかに見えねども・・・・・。 でも昼間は相変わらずの暑…

暑気払い

猛暑の中、熱田神宮に参拝。夏のならわし。 かしこみかしこみ2礼2拍。 でもほんとの目的は暑気払いと称して境内の茶屋でかき氷を食べること。 ちょっとの間涼しい思いをした。 熱田の杜はうっそとした緑で、すこしは暑さがしのげる。 チャボは暑さ知らずの…

ラスト・チャイルド

ラスト・チャイルド ジョン・ハート著 ハヤカワミステリ 一応読み終えた。 意外な結末で大団円。 妹を捜す少年と捜査担当刑事、少年の家族と親友、警察内部、性犯罪常習者・・・・ と登場人物が複雑で起きる出来事もついていけなかった。 こういうのを推理小…

弘法屋でランチ

老舗果物屋の弘法屋さん(池下パレ)のランチセットはお値打ちなのだ。 今日も女性客がいっぱいだった。 サンドイッチ+ドリンク+デザート。 サンドイッチはベーコン、レタス、トマトでボリュームもたっぷり。 お値打ちの理由はデザート、果物屋さんだけに…

酷暑のギャラリーめぐり

クルマの車外温度メーターは38度をさしていた。 療養中のNさん抜きでギャラリーめぐりを慣行した。 ギャラリー・森の響(日進市)で「みずいろ 水彩画作品展」。 竹下 功氏が主宰する教室展で、野外スケッチが中心だった。 なかなかレベルの高い作品展で気持良…

引きこもり

今日も酷暑。冷房なしには過ごせない。 こんな日は一日引きこもり。 ミステリを読んで暑さしのぎ。 またまた、ジョン・ハート。 ラスト・チャイルド。 双子の妹が誘拐された13才の少年。 父は失踪、母は麻薬に溺れ家族は壊滅。 少年はひとり妹を捜して捜査を…

痛ましい

今朝の朝日歌壇に郷隼人氏の一首が目にとまった。 とうとうおそれていた事態になった。 囚われて両親(おや)の死目に会えもせで 歌詠むなどと我は愚か者 異国の地で、しかも服役中の身に母親の死去を知らされた。 悲嘆にくれる姿が痛ましい。 過酷な人生だ。

経済危機のルーツ

経済のことは、経済オンチなので読んでも理解がおよばない。 1970年代からの世界経済を振り返り、経済危機の要因を見つけようとする。 今回の経済危機は変化のなかでの壮大な選別過程の結果である。 変化とはIT技術と金融技術の進歩にともなう大転換を…

CARAVAGGIO

カラヴァッジョ大好きの I さんが全作品をおさめたCDを貸してくれた。 画面説明も音声ガイドもイタリヤ語でチンプンカンプン。 所蔵美術館別や制作年代別の構成。 バイオグラフィもあってなかなか良くできている。 作品画像はズーム機能があって細部の鑑賞も…

しおり紐

僕には本を読む前にひとつの儀式がある。 自作のしおり紐を本の背に追加すること。 最近はハードカバーの本でもしおり紐のないことが多い。 新書や文庫本ではほとんどしおり紐がない。 紙片の栞やポストイット・付箋では心もとないというか移動し忘れる。 そ…

八島湿原 スケッチ

夏が来れば想い出す・・・・というのは尾瀬ヶ原。 尾瀬を歩いたのはもう半世紀も前のこと。 尾瀬とすこし趣がちがうけれど、八島が原(霧ヶ峰)の広々とした草原も気持ちがよい。 雨なので暇つぶしに、この間描いてきたスケッチに色を入れてみた。 ヤナギラ…

雲流れる

午後、入院中のNさんを見舞う。 順調に回復、歩行器なしで歩けるまでに回復。8/15には退院できとのこと。 その日は終戦記念日にあたる。もう少しの辛抱。 見上げた空は、台風4号の影響で雲がどんどんと流れていた。 今日から明日にかけて、不安定な天…

川は静かに流れ

北上次郎氏推薦のミステリ。 アメリカ探偵作家クラブ賞・最優秀長編賞受賞作品。 ノース・カロライナ州の大農場を営む一家の複雑な家庭事情と相次ぐ殺人事件。 スピーディに展開するストーリは飽きさせない。 南部の田舎の風景と交錯する人間関係も興味をつ…

アップル vs.グーグル

アップルとグーグルはどうなるのだろうかという強い問題意識をもつ。 アップルとグーグルはともに最先端を走るけれど好対照だ。 この両者はスマートフォン市場で激突している。 iPadをここ1週間ほど使いまわしてみて魅力的な製品であることを実感。 しかし、…

ホスピタリティ

昨日は蓼科東急リゾートに一泊。 できてから30年になるそうだがまだ一度も泊まったことがなかった。 緑に囲まれた環境としつけのよいスタッフ。 なかなかホスピタリティのよいホテルだった。 今回の旅にiPadとAndroid携帯(HTー03A)を持って出た。 山の中や…

八島湿原再訪

白馬から霧が峰に回った。 夏の八島湿原は入道雲が湧き上がり、花がいっぱい。 シシウド、ノアザミ、ヤナギラン、ノリウツギ、ハクサンフウロ・・・・。 立秋、吹きわたる風が涼しい。

安曇野から白馬

義父の墓参り。 早起きしてJRで松本まで来て、そこからレンタカーで安曇野市三郷へ。 常念岳を見上げるところに安曇野の田んぼが広がる。 涼しいかと思ったら、30度を超える暑さ。 稲穂がピンと立って実を大きくしている。 畦に水が豊かに流れていた。 お墓…

真夏のギャラリーめぐり

Nさん抜きになってしまったが、Hさん・Yさんと真夏のギャラリーめぐり。 はじめは江口均水彩画回顧展。丹念な筆で味わい深い水彩画だった。 画家自身がおられて、作品を前に描き方のポイントを教えていただいた。 現場でスケッチ、描こうとする構図で写真…

パリ20区、僕たちのクラス

名演小劇場で映画「パリ20区、僕たちのクラス」を観てきた。 パリ20区は移民が多く、人種差別にも敏感な地区らしい。 そんな地域の中学校の国語教師とさまざまな出身地からやってきた24人のクラスが舞台。 文法無視、スラングで喋る生徒たちは勝手きま…

ミミズの効用

朝日新聞に「ミミズの効用」というコラム記事が掲載された。 ダーウィンはその晩年にミミズを研究したという。 ミミズは枯葉や砂粒を飲み込んで耕作に最適な肥えた柔らかい土を排泄することを発見している。 この間読んだ「究極の田んぼ」にも同じ主旨(田ん…

闇先案内人

大沢在昌の長編ハードボイルド(2001年作品)。 主人公は逃がし屋(追われているアウトローの国外逃亡を請負う)だが自分自身も殺人容疑者として追われる身。 警察官僚から潜伏する北朝鮮の次期後継候補の確保を請負う。 もうひとりの逃がし屋と北朝鮮側の追手…