2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

幕府側からの幕末史 天を測る

咸臨丸を操船しサンフランシコに渡った小野友五郎は、算術にたけ物事をクリアに見通し実直にこなす実務家。笠間藩家臣から旗本に取り立てられ、鳥羽・伏見の戦を幕僚として指揮、幕府の崩壊を目の当たりにする。この物語は幕府側からの幕末史だ。勝麟太郎、…

シャコバサボテン 返り咲き

食卓を飾っているシャコバサボテンの花付きが増えてきた。今シーズン2度目のこと。今日で二月もお終い、毎年二月は早くすぎる。寒さも峠を超えて春になる。朝一番 この日の 1枚の絵を描くと一仕事済ませたような気分になる。 シャコバサボテン

テキサス州の大寒波

昨晩の「町山智浩のアメリカの今を知るTV」はテキサス州の大寒波を報じていた。南部の州には未経験の -17℃という史上最悪の大寒波にインフラ(交通網 電気 水道)がシャットダウン。その背景を解説していて興味深かった。なぜ送電網にバックアップが機能しな…

午後の猫ヶ洞池

雨は小雨で午前中にはやんだ。花粉の飛散は少なく過ごしやすかった。曇り空の午後、猫ヶ洞池のまわりを軽く歩いてきた。ワビスケが今を盛りと咲き、その樹下をシロハラとツグミが走りまわっていた。池の岸辺近くにコガモが泳いでいた(普段は人のいる岸辺に…

老いる

森村誠一さんの「老いる意味」を読み終えた。この本を手にしたのは、老人性うつを克服したこと、サラリーマン作家として親しみを持っていたこと、谷間に飛んでいく麦わら帽子(人間の条件)が忘れられないなどから。この本では 老いることをさして重大事に捉…

今朝は雨模様

それほどは寒くないが、今朝は雨模様。花粉症の身にはありがたい。花粉症といえば Sさんからいくつかの対策を教えてもらった。 ①紅ふうきの煎じた茶 ②フェキソフェナジン錠剤 ③辛夷清肺湯(花粉症の漢方薬) ④アルガードクィックチュアブル錠剤 そういえばワセ…

花粉症

花粉症に悩まされている。今日の天声人語は花粉症の歴史にふれている。「花粉症と人類」という本が紹介されていて、これは読んでおかなくてhならない。19世紀初めにUKの医師が牧草花粉がその原因だとつきとめた。その後、USではブタクサ花粉、日本ではスギ花…

春を訪ねて 東山植物園

昨日に引き続き寒い。7℃だから一昨日から15℃も低く、寒暖差疲労にも繋がる。そのうえ花粉症が大変、目がしょぼしょぼ、鼻がぐじゅぐじゅ、喉も痛い。それを押して東山植物園に春を訪ねた。自然はいったん春になると、寒くなったからといって戻るわけでもな…

終わりのシクラメン

季節が移りかわる。シクラメン も終わりを迎え元気がなくなった。休眠の時期にはいるのだろう。朝早々に 今日の 1枚を描いてみた。今朝は一段と冷え込んだ。 シクラメン

バンクシー展

家族に誘われてバンクシー展@旧名古屋ボストン美術館(金山)を観てきた。なかなかインパクトがあった。反骨の画家は街のビル壁面に世相を皮肉った(鋭く矛盾をついた)絵を描いた。数年前から話題になっていたが、実物を見るまで何のことかわからなかった。…

透明パレット

昨日、水彩画を描いていて思いついたこと。何のケースだったか忘れたが、透明なプラケース。下絵の上にこれを置いて絵の具を溶く。そうすると直接下絵の上で色合わせができるので、別の紙で試し塗りの必要がなくなる。これまでそんな描き方を見たことがない…

花粉症と寒暖差疲労

急に暖かくなって、花粉が飛ぶようになった。鼻がグズグズし咽喉が敏感になった。目が痒くなるしクシャミも増えた。今年も花粉症のはじまり。 暖かくなって玄関の植込みのChristmas roseにも直ちに影響があらわれた。盛んに咲きだした。白色から薄いスクリー…

春の到来 小幡緑地

昨日に引続き暖かい、20℃超となって4月末の陽気。小幡緑地を訪ねた。公園入り口のクロガネモチはすっかり実がない。野鳥に食べ尽くされたか、落ちてしまったのか 樹下には痕跡がない。季節が一コマ移ったのだろう。シジュウカラ、ヤマガラ、ツグミ、ヒヨドリ…

平和公園に遊ぶ

孫のK君が平和公園でキックバイクの練習をすると知らせてきた。コロナ禍で会う機会が少なくなっていたので喜んででかけた。足が地に届かないのでおっかなびっくり。 ついでに平和公園の北エリアを歩いてきた。ユーカリ林の中でトラツグミがじっと立ち尽くし…

ツルニチニチソウ

昨日 今日、暖かな日和だ。今日は 20℃近くまで気温が上昇。庭のツルニチニチソウが咲いているそうだ(滅多に庭に出ないので奥さんからの伝聞)。つる性の多年草で庭一面を覆っている。開花は 3月からということだが、この暖かさにはや咲きはじめた。 ツルニ…

身の回りの図鑑

知人のSさんから鳥の名前はどうやって調べるのと聞かれたので、僕がいつも参照している図鑑を紹介した。野鳥は難しい。詳しいバードウォッチャーに聴くのが一番だけれどいつも側にいるわけではないので図鑑が頼り。樹木や草木、花や実もわからないことが多い…

安野光雅さんを偲んで

昨日、図書館から安野光雅さんの画集とMOOK本を借りてきた。安野さんの世界は、絵本や風景画にとどまらずエッセー 数学 空間把握 座談と限りなく広い。その人柄にますます魅せられる。MOOK本では安野さんと仕事をした人たちが安野さんんを語り興味尽きない。…

春の陽に輝く猫ヶ洞池

春の陽気にさそわれてメタセコイア広場は賑わっていた。猫ヶ洞池は穏やかに輝いていてカモたちはゆったりと浮かんでいた。葦原の棒杭に粋な衣装のカワウがじっと遠くを眺めていた。池にはり出した小枝に冬の陽を浴びたカワセミの姿があった。林の野鳥は寒い…

モミジバフウの実

青空に冬木立が大きく枝を広げていた。樹の下には茶色の枯れ色の実がたくさん散らばっていた。モミジバフウ、フウ、アメリカスズカケノキの実の区別は難しい。炸果(さくか)のがモミジバフウ。ふと若い頃 耳にしたフォークソングがよみがえってきた。 プラ…

平和公園 ハンノキ湿地を歩く

寒々しかった昨日から一転して、今日は穏やかな冬の日となった。外気温 7℃、風もなく陽射しが眩しい。久しぶりにハンノキ湿地に足を向けた。池は干上がり、周りの樹々は冬枯れだった。雑木林に鳥は少なかったが、カワラヒワ、ヤマガラ、ジョウビタキをとらえ…

カランコエ

トイレの窓辺のカランコエはグリーンを鑑賞するために置かれているのだと思っていたら、最近 黄色の小さな花を咲かせた。カランコエは多肉植物で葉っぱがおもしろい。短日植物なので日の当たる時間が短かくなると花をつけるのだそうだが、このカランコエは時…

カンザキアヤメの咲く岸辺

小幡緑地の緑ヶ池の岸辺に季節はずれのアヤメが咲いていた。寒咲き菖蒲という冬に咲く種類(開花は1月~3月)だそうだ。地中海東部から西アジア地域が原産。そのブルーが季節感とのズレを感じる。陽が明るいと水温むという感じがする。 小幡緑地 緑ヶ池

最近の文章読本

僕が敬愛するふたりの書き手 野口悠紀雄さんと成毛真さんが文章の書き方を指南している。前者は本格的に本を書くため、後者は短文をおしゃれにまとめるためのガイド。野口さんからはテクニカルな方法論、メモの取り方や外部脳の活用 わかりやすく書くことの…

クリスマス ローズ

門扉の植え込みにクリスマスローズが寒風のなか咲いていた。風を避けるように俯いて咲いている。キンポウゲ科のヘレボラスの園芸交配種。花言葉は「慰め」「私を忘れないで」と慎ましい。「元気をだせよ」と声をかけたくなる。 クリスマス ローズ

寒風の杁ヶ池

今冬一番の寒気が南下してきて東北地方や北海道は暴風雪に見舞われている。名古屋も降雪はないものの猛烈に冷たい風が吹き荒れている。運動不足を解消しようと杁ヶ池に出かけた。カモたちは樹の下で寒風を避けていた。彼らは人の気配に敏感で、人が近づくと…

飛翔

安曇野の小松さんがアップしておられた白鳥の写真に魅せられて描いてみた。優雅に飛ぶ姿からはとおくなってしまった。色がない分誤魔化しようがない。 Swan flight

Coffee time

午後の Coffee time 。午前中はMクリニック 循環器内科の診察。連日の病院通いで精神的に疲れ、昼ごはんの後 一眠り。Coffee にこだわりはなくインスタントコーヒー。マグカップは数年前に泊まったホテル横浜モントレーで買ってきたもの。コーヒーを飲みなが…

杁ヶ池

杁ヶ池は長久手市の市街地にある小さな池だが、例年 意外に多くのカモが飛来する。でも 今年はどうもその種類が少ない。ミコアイサ、トモエガモ、オシドリなどの姿を見ない。公園にはメタセコイアが起立していて、その冬姿はいかにも冬らしい。 杁ヶ池 メタ…

ビオラ

フェンスにハンギングされている青紫色のビオラ。この色の花はヒヨドリの被害を免れている。花径 4cm以下をビオラと言いそれ以上大きいのをパンジーというそうだ。はじめて知った。今日も暖かな日和だけれど、歯欠けが気になって外に出る気が失せている。 N…

挫折 ゴリオ爺さん

kindle本で ゴリオ爺さん(バルザック 中村桂子訳)を読みはじめて1週間ほどになる。なかなか読みすすまない(カンターは13%)。中村桂子訳は短文で親しみやすい(バルザックの文章は1センテンスが長いという印象だった)が、なにしろ舞台が1820年代のパリの…