2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ネットリテラシー

朝日新聞の論壇時評に東浩紀氏の東日本大震災に関連した情報についての時評。 ネットリテラシーに関しての発言だった。 最近TVにかじりついて震災の被害状況や福島原発の状況を得ている。 そしてネットでも情報を得ようと努力をしてきたつもりだが・・・・…

放射性物質の拡散のシュミレーション

福島原発からの放射性物質の拡散は目に見えないだけに戦々恐々の状態だ。 パニックに陥られないための配慮なのか詳しい情報を流していないように思われる。 不安が不安を呼ぶ。疑心暗鬼。ドイツ・シュピーゲル紙のオンラインサイトに福島原発からの放射性物…

ゴッホ展の図録をみながら

耳を切り取った男 小林秀樹著 NHK出版ゴーギャンを迎えて喜びの中でスタートしたアルルの黄色い家での共同生活。 次第に確執に転じていく。 絵画のあり方をめぐって激しく対立。 ゴーギャンが描くゴッホの人物画「向日葵を描くゴッホ」は悪意に満ちている…

ルーシー・リー展

イギリスの陶芸家ルーシー・リーのことは、去年ハンス・コパー展を見たときに知った。 ハンス・コパーは気難しくて硬い感じがしたけれど、ルーシー・リーはやさしさを感じた。 菰野町のパラミタミュージアムにルーシー・リー展を見に行ってきた。 表面の引っ…

Before and After the Quake and Tsunami

ニューヨーク・タイムズのサイトに東日本大震災の衛星写真が掲載されている。 仲間のKさんが知らせてくれた。 画像のボタンをスライドすると同じ地域の地震・津波の前後(Before and After)が表示される。Satellite Photos of Japan, Before and After the…

鈍感力

まだ読んではいないけれど、渡辺淳一のエッセーに鈍感力というのがある。 東日本大震災から2週間たって鈍感力が頭をもたげてきた。 被災地の映像に対してもインパクト感が薄れてきた。 福島原発の情報も情報なれしてきた感がある。 それではいけない。東電…

やりきれない気持ち

東北関東大震災から13日にもなるが事態は好転しない。 被災地は物流が動き出したが、復興は見えてこない。 放射能物質の拡散が現実的になってきた。これも先が見えない。 被災した人たちのことを考えるとやりきれない気持ちが募る。 それにしても腹立たし…

春がやってきていた

東北関東大震災以来うちにこもっていたけれど、久しぶりに散策を再開。 平和公園を歩くとあちらこちらに春がやってきていた。 梅、木蓮が花を咲かせていた。 桜が蕾を大きく膨らませていた。 柳も芽吹きはじめた。 足元にはスミレ、タンポポ。

広報官はもっとしっかり現状を把握すべし

福島第1原発の緊急事態は少しずつ改善に向かいつつあるが、まだまだ予断を許さない。 そんな中またまた3号機から黒煙、2号機から白煙が上がったとの報道。 その情報を発表する原子力・保安院が頼りない。 N審議官はこの事態の当初から会見に登場している…

伝言ゲームの危うさ

東北関東大震災がらみの情報に伝言ゲームの危うさはないだろうか。 混乱する情報のなかで誤報の入り込む可能性はないか。 身の回りでも、茨城県に住む同期のHさんの自宅が倒壊したとの情報があった。 仲間でお見舞いをしようと動きはじめた。 今日になって…

ここ数日のすごし方

大震災から1週間すぎたけれど被災地の悲惨さ、原発事故の厳しい状況は変わらない。 TVからの情報に同情するも何もできず無力感ばかり。 気持ちを落ち着けるためというか、現実から目を逸らすようにゴッホ展図録を眺めている。 大震災の日(3.11)の午前中…

二列目の人生 隠れた異才たち

二列目の人生 隠れた異才たち 池内 紀著 集英社文庫 隠れた異才たちとして15人の暮らしぶりを紹介している。 二列目とは業界トップではなく2番手という意味。 15人の中で名前をしっていたのは福田蘭童と橋爪四郎だけだった。 ほかの人たちははじめての…

日本の優秀さは幻想

一日TVの前でじりじりした気持ちで過ごした。 午前中にヘリによる水投下が行われたが際立った効果があったとは思えない。 地上からの放水は準備作業に時間がかかっている。もう夕方になってしまった。 原子炉設計に携わったという経験をもつ大前研一氏が福…

東北関東大震災 6日目

被災地に冷たく雪が降る。なんとも悲惨な現場中継が続いている。 原発の方も一向に解決の目どが立たず心配・緊張感が続く。 同情に堪えない一方で無力感がいっぱい。 昨晩、静岡で地震発生。 東北関東のプレートが大きく動いて、周辺にひずみが発生している…

東京電力の危機管理?

情報の出し方がなっていない。 これでは不安が不安を呼ぶ。

石原都知事の暴言

東北関東大震災は日本人に対する天罰という暴言。 この人は被災者に対する配慮はないのか? 鳩山由紀夫の発言にも呆れたけれど・・・・・。 こんな政治家を政治家としておいてはならぬ。

AluPen

東北関東大震災・原発事故に心痛む。しばし現実逃避。 iPad用スタイラスペンを自作していたが、どこか物足りなさがあった。 Just Mobile社のアルミニウム製スタイラスペン『Just Mobile AluPen』の評判がいい。 アマゾンに注文しておいたが、忘れた頃に…

残念なこと

トヨタが東日本大震災への義援金として3億円供出とのニュースに接した。 僕はこの会社のOBなのだけれど、正直言ってもう少し何とかならないかと思う。 このときこそ地域貢献を示すとき。一桁少ないのではないかと思うのだが・・・。 ソニー、パナソニック…

心痛!

南三陸町はじめ多くの街が津波に飲み込まれて姿を消した。 原発がメルトダウンの危機に瀕している。 目を閉じ、耳を覆い,TVから遠ざかっていたい。 TV画像は現代の地獄絵図だ。ただ呆然と眺めている。 神も仏もありはしない。

無残! 膝が震える

昨日からTV情報に釘付けになっている。 情報が明らかになるにつれて目をそむける無残な状況。 これまでジワジワとためこまれてきた地殻ストレスが開放されたカタストロフィ。 人の無力さに打ちのめされている。 さらに原発のメルトダウンの心配が追い打ち…

東北地方大地震

名古屋では長い周期の地震だった。 わが家は1階だけれどゆったりした揺れが長い時間続いた。 情報を得ようとTVを付けるとのんびりした対応だったが、 時間がたつにつれ大きな被害が判ってきた。 津波の映像はすごい。TVの前からは離れることができない…

運慶

今晩のNHK番組・歴史秘話ヒストアは運慶だった。 平安末期から鎌倉初期の仏像がどうしてあんなに人間臭いのか。 貴族から武士に政治の中心が移行していく乱世を背景にして仏像が変わっていく。 運慶がなぜ革命児なのか。 躍動感、生き生きしている顔、目…

錦繍

錦繍 宮本 輝著 新潮文庫 往復書簡の形式での小説。 別れた夫婦が10年の年月の後、蔵王のゴンドラ・リフトで再会。 手紙のやりとりからこれまでの経緯や今の状況が明らかにされる。 主人公の女性は芦屋のお嬢さま育ち、その元夫は転落の生活。 お互いそれぞ…

バスラーの白い空から

バスラーの白い空から 佐野英二郎著 青土社 河谷史夫氏の著書で紹介されていた本。 佐野英二郎氏は早稲田を出て商社員としてサラリーマン生活の大半を海外で過ごす。 愛犬セバスチャンとの出会いと別れ、家族とのふれあい、数々の人たちと一緒に過ごした日々…

日比野康男 スケッチ画展

この人のスケッチ画にはいつも魅せられる。 今回は南イタリアをスケッチ旅行したときの30数枚が展示されていた。 ナポリ、カプリ、ポンペイ遺跡、マテーラ、アルベロベッロ・・・・・。 いずれも達者な線のタッチと鮮やかな色彩がすばらしい。 こういうス…

冴え返る

春になっていったん緩んだ寒さがまたぶり返すことを「冴え返る」という。 八竜湿地も寒々としていた。 湿地にはカエルが卵を産んでいた。 激減が心配されているカスミサンショウウオの卵も見せてもらった。 草木は着々と春の準備をしている。 コブシの花芽が…

黒岩の法則

メーセーッジ力を高める 黒岩の法則 黒岩祐治著 飛鳥新社 元フジテレビのキャスターだった黒岩祐治氏の書いたビジネスブック。 キャスター時代に救急救命士制度を実現させたことが記憶にあった。 「要するに何を言いたいか?」が黒岩の法則の第一法則とか。 …

最新文房具情報

特選街4月号に「この文房具がすごい!」という特集があるという広告をみて図書館へ。 記事の一部をデジカメでメモ録。 いくつかはすでに承知のものだったが、気を引いたものもいくつかあった。 ・アクアビット(トンボ鉛筆) ボールペン型の携帯のり ・エア…

四間道・散策

Hさん(ギャラリーめぐりの仲間)の生まれ育った四間道を案内してもらった。 名古屋駅の近く国際センタービルの側を流れる堀川沿いにある古い町並み。 白壁の土蔵造りの建物、屋根神様や子守地蔵、路地裏が残り下町情緒にあふれる。 この日は寒風で凍えてス…

武家のお雛様

寒さがぶり返してきた今日、風が冷たい。 桃の節句なので義母を徳川美術館の「尾張徳川家の雛まつり」展に案内した。 わが家のお雛様とは違って武家の内裏様は太刀を腰にしている。 徳川園は梅やボケが色を添えていたけれど、まだ冬の庭。