無頼の掟(ジェイムス・カルロス・ブレイク)

児玉清氏が絶賛する犯罪小説(と一言では片付けられないが・・・・)。
この種の小説とは日ごろ縁遠いのですが、高い書評にひかれて手にしました。
ショーシャンクの空に」を思わせる脱獄シーン、「俺たちの明日はない」を想起する銀行強盗。
主人公ソニーは、D.ベニオフ「25時」のモンティを思い出すカッコいい青年。青春小説とも言えます。
日帰り東京の今日、往復の新幹線で読破。06年前半期の◎の一冊。