2006-09-15 超一流じゃなくても「成功」できる (長谷川滋利著 新潮社) 長谷川は賢い(クレバー)。 自分の特質をよくわかっていて、上手にそれを活かしている。 データを徹底的に利用するが、最終的には自分の判断・直感で動く。 彼の新骨頂はコントロールのよさにあるが、球筋が読まれるようになると 新しい投球術(ツーシーム)に挑戦する。 状況に応じて自分を進化させていくその能力・努力に敬意を表する。 アメリカに溶け込もうとする姿勢もよい。 この人の話は筋が通っていてわかりやすい。 スポーツマンでなくとも参考にすべきことが多かった。