超一流じゃなくても「成功」できる (長谷川滋利著 新潮社)

長谷川は賢い(クレバー)。
自分の特質をよくわかっていて、上手にそれを活かしている。
データを徹底的に利用するが、最終的には自分の判断・直感で動く。
彼の新骨頂はコントロールのよさにあるが、球筋が読まれるようになると
新しい投球術(ツーシーム)に挑戦する。
状況に応じて自分を進化させていくその能力・努力に敬意を表する。
アメリカに溶け込もうとする姿勢もよい。
この人の話は筋が通っていてわかりやすい。
スポーツマンでなくとも参考にすべきことが多かった。