林住期

林住期 五木寛之著 幻冬舎
人生を 学生期、家住期、林住期、遊行期と4つに区切る古代インドの考え方がある。
前の2つが人生の前半50年。
林住期は50歳からの25年をさす。僕はまさにその林住期の真っ只中にある。
この時期は「本当に自分のしたいことをする」「これまでの50年をリセットしてすごす」
25年のうちの15年を無為にすごしてしまった気がする。
少し年上の叔父さんという感じの五木さんからの人生訓であり養生訓。
「世の中のことは思いどおりになることのほうが少ない」
「できなくてもともと」
小食、腹式呼吸のすすめ、うつへの対処
「死は前よりしもきたらず」「かわりてうしろに迫れり」などなど
この時期の僕にとって貴重な助言をえた。