弱き者の生き方

五木寛之・大塚初重対談集 毎日新聞社
他者をおしのけて生き残ってきたというふたりのの過酷な戦争体験。
それをバネに人生を乗り越えてきたという。
ラジオ深夜便的内容だが、胸打たれる。
大塚氏の考古学の業績を知らないけれど、難事をのりこえてゆくタフさに感心した。
8月は敗戦を思いおこす月。
はたして、このような体験は若い人に引き継がれていくだろうか?
平和ボケの昨今である。