雪の岡山

夜来の冷たい雨が降る朝だ。
叔母の葬儀のため岡山にむかう。
伊吹をすぎたあたりから家々の屋根にうっすらと雪が残っている。
京都を出ると、東寺の五重塔が目に留まった。姿がいい。
淀川をわたると、ダイハツ京都工場。昔よく通った。
大阪、神戸は夢の中。目が覚めたら姫路。
ビルの間に白鷺城の姿がみえた。
西方に向かうほど雪の増えて、田畑が真っ白。
11時すぎに岡山到着。岡山は凍り付いていた。
なにやら夢うつつのうちに、葬儀・焼き場・清めとすすんだ。
虚しい気持ちで岐路に着いた。