大変化 伊藤元重著 講談社
今、経済のエンジンはＩＴ技術（デジタル）革新とグローバル化の進展だ。
米国市場の過熱が、サブプライムローン問題を引き起こしている。
日本経済は少子高齢化をどう乗り越えていくか。
著者は、今の日本経済の状況をわかりやすく解説、処方箋を提示している。
IT革命をうまく活用して成長したウォルマート。情報システムがカギを握る。
日本は１５００兆円もの金融資産をもつ。これをいかに有効活用できるか。
仕組みを変えるところに大きなチャンスが生まれる。
日本の社会を開放してゆくところにチャンスがあること。
日本の弱さを知り、日本らしさを発揮してゆく。特化すること。
などなど
示唆にとんだ内容だった。あとがきによるとTV番組と連動した本だった。
その番組を何度か見ていたのでわかりやすかったのかな。
