伊勢七度 熊野三度 その3

湯の峰温泉・つぼ湯は世界遺産に登録された伝説の湯だ。
湯の峰温泉は、ひなびた山間の温泉町。
谷川の河原、それも岩場にあり小さな小屋がある。
3人が入ると、もう隙間がなくなる岩組みの小さな湯船。
底は小石からなり、小石の間から湯が湧きあがる。
かなり谷川の水を入れないと熱くて入れない。
谷川の音を聞きながら身を沈めた。
そんなに長くは入っていられない。
混浴だけれど30分の貸切風呂。
期待してもダメ。おじさん3人組で入った次第である。
浴場の受付は100mほど離れたところ。
受付の受像機でつぼ湯の入り口が映し出されている。
ひとり750円であった。