かもめ食堂

かもめ食堂 群ようこ著 幻冬舎文庫

ヘルシンキで海辺の公園に立ち寄った。
映画「かもめ食堂」のロケがおこなわれたカフェがあった。
そんなことがあって気まぐれで原作を読んでみた。


突然、日本からやってきてヘルシンキでおにぎりを売りにする
かもめ食堂をはじめたサチエ、変な日本語を喋るフィンランド人青年、
途中からこの食堂で働くことになった二人の日本人女性。
好奇心がいっぱいの周辺の人たちとのあいだに奇妙な交流がはじまる。
しだいに活気をおびてくるかもめ食堂
モノクロ映画が似合いそう。


海辺の公園では、風にそよぐ樹木(名前はしらない)心地よい。
見上げるとスカンジナビアブルーの空に大きなクレーンが伸びている。
バンジージャンプをする人が落下した。
奇妙な取り合わせだった。