自動車立国の挑戦

自動車立国の挑戦 住商アビーム自動車総合研究所 英治出版
自動車産業に携わってきたものにとって気になるタイトルだ。
目次にも、目新しいタームが並んでいのだが・・・・。
読後感としては、今一の感が免れない。
巨象を手で撫でまわしている感じで、全体的な主張が見えない。
新しい切り口はあるけれど、掘り下げ不足かな。
自動車業界が大きな変革(逆風が吹いている)の時代を迎えている。
どう舵取りをするのかにより今後の盛衰が決まる。
著者名にある「アビーム」はヨット用語で横からの風をうけることと
ヨットマンのKさんが教えてくれた。
これからもアビームで快調に船を走らせることを期待したい。