地下鉄はタイムトンネル

地下鉄(メトロ)に乗って 浅田次郎著 講談社文庫
地下鉄は、タイムスリップするのにもってこいの世界だ。
永田町駅の階段を登るとそこは30年前の東中野だったり荻窪だったりする。 
この本を読みながら、僕もタイムスリップ。
新宿は人であふれかえっていたが、なにか胡散臭い街だった。
渋谷も道玄坂、恋文横丁なんか、なんの用があっていったのか覚えがない。
渋谷・赤坂見附を地下鉄通学したのだった。昭和33年から36年。
この本は懐かしいシーンがフラッシュバックする。