旅の友

今回の箱根・熱海の旅にもって行ったのは
ポール・オースターの「わがタイプライターの物語」(新潮社)
おそろしくレトロなタイプライターでこの作家は1974年以来多くの名作を打ち出してきた。
この作家の偏屈さと挿画を描いたサム・メッサーのタイプライターへの思い入れを楽しんだ。
「コンピュータに愛着はありますか?」との問いに
「まったくない。僕にとってそれは異質の物体であり、僕はそれを少し恐れている」と答えている。
一方、僕は愛用のパソコンと「どこでもWiFi」を持参したが、その相性の悪さにへこんでいた。
「どこでもWiFi」の通信速度の遅さにはガックリである。