アメリカ下流社会の現実

映画「スラムドッグ$ミリオネア」はムンバイのスラムが舞台だった。
アメリカ下流社会の現実はどんなだろうかという関心から読み始めた。
時給5〜10ドルで月の部屋代400ドルを払わなくてはならない生活。
時給2ドル43セントプラスチップというウェイトレスや
掃除婦、スーパー店員として潜行して取材したレポート(著者は女性)だ。
すさまじい世界だ。
この階級から這い上がることは難しい。
オバマがこういった階級から大統領にまでなったというのは奇跡。
ニッケル・アンド・ダイムド バーバラ・エーレンライク著 東洋経済新報社