指さない将棋ファン

僕の子供のころは将棋は身近にあった。
挟み将棋、回り将棋や将棋崩しだったりだったけれど・・・・。
駒の動かし方は承知しているけれど、将棋を指すということはもうずっとないまま過ごしてきた。
ITの世界で活躍している梅田さんが「指さない将棋ファン」というコンセプトを提唱している。
プレーしないが野球ファン、サッカーファンがいるわけで、観戦するだけの将棋ファンがあってもいいわけだ。
梅田さんはもてる情報テクニックを駆使してトッププロ棋士の対局の観戦記をリアルタイムで書いてゆく。
羽生善治とのやりとりは僕には理解できないが、本当に楽しそうだ。
将棋の知識はないけれど、この知的・頭脳ゲームの奥深さに触れることができた。


シリコンバレーから将棋を観る 梅田望夫著 中央公論新社
サブタイトルは、羽生善治と現代。