楽しい建築・まち

愛知建築士会設立記念講演会(@ナデアパーク)にでかけた。
テーマは、「楽しい建築・まち」を語る。
藤森照信氏(建築家)の講演会、同氏と赤瀬川原平氏(作家、前衛美術家)の対談。
二人は「路上観察学会」で著名。


藤森作品は、屋根の上に草が生えていたり木の上の揺れる茶室だったり不思議な建物ばかり。
スライドでの作品紹介はユーモラスで楽しかった。
作品の原点には「路上観察学会」の精神があるようだ。
二人の奇人・変人の「路上観察学会」対談はトマソンの実例をあげて会場を沸かせた。
本来の機能・目的から外れていて、気がつくとおかしみを感ずる事象を探し出すのを競う。
この冗談を楽しむ精神は、高等遊民的な遊び心。
藤森・赤瀬川ワールドを垣間見て、非日常的な時間を楽しんだ。