2009-12-04 またまた五木寛之 NHK深夜便でときどき聴いていた歌謡曲を軸にした自伝的エッセイ。 著者は僕より10歳年上だけれど、幼いころの歌を実によく記憶していて感心してしまう。 戦後の引き揚げの喧騒の中でも歌が流れていて、歌に支えられた生活だったとのこと。 僕の幼いころの歌は、「鐘の鳴る丘(とんがり帽子)」か「新諸国物語(笛吹童子)」。 夕方のラジオから流れてきた。 わが人生の歌がたり 昭和の哀歓 五木寛之著 角川書店