偽善エネルギー

偽善エネルギー 武田邦彦著 幻冬舎新書
「使い勝手のよい石油」は枯渇するが「使い勝手の悪い石油」はまだまだ残る。
この「使い勝手の悪い石油」を利用する技術開発が肝要と主張。
太陽発電、水力発電風力発電バイオマス、地熱と潮力のいずれも限界があり依存できない。
本命は原子力。海洋の生命力。
世の動きや価値観はそのときの状況で変わる。
人間の現状打破力を信ぜよということか?
言わんとするところは判らないわけではないが、少々懐疑的でもある。
COP15の大騒ぎとこの本のトーンとのギャップは何なんだろう?