うらなり

夏目漱石の小説「坊ちゃん」の後日談。
山嵐とうらなりが銀座で再会するところから始まる。
坊ちゃん、赤シャツ、山嵐、のだいこ、マドンナと懐かしい人物が登場する。
山嵐は数学の参考書の執筆をして成功したみたい。
うらなりとマドンナのその後が語られる。
うらなりはうらなりらしい人生だった。
坊ちゃんのその後は語られなかった。筆不精だったから・・・・。
気楽な楽しい読み物だった。
うらなり 小林信彦著 文藝春秋