マデックの罠

逢坂剛氏の書評に魅かれて読みだした冒険小説。
20年も前の作品だが、エドガー・ラン・ポー賞を受賞している。
ビッグホーンを狩猟にきたハンターと彼に雇われたガイドの砂漠を舞台にしたサバイバル。
ある事件で反目し、ハンターがガイドの命を狙う。
マデックはライフルの名手。4輪駆動車でガイドのベンを追いまわす。
ベンは裸で砂漠を逃げ回りながら反撃のチャンスをさぐる。
絶体絶命の中から自らの知恵で生き延びる。
プロットに荒っぽいところがあるが、スリリングで読みごたえがあった。
マデックの罠 ロブ・ホワイト著 評論社