恋しぐれ

蕪村と円山応挙上田秋成、蕪村の弟子たちの恋を描いた「恋しぐれ」を読み終えた。
蕪村の俳句と絵画を軸にストーリが展開して読み応えがあり好印象。
話の途中にはさまれる蕪村の句は絵画的だった。
今回の直木賞候補作だが惜しくもはずれた作品だ。

恋しぐれ 葉室 麟著 文藝春秋